なぜ日本人男性は家事をしない?原因は価値観の問題ではなかった

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2015.02.17

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男性って、家事をしませんよね。あなたの彼や夫はどうですか?

「食器ぐらい洗ってよ!」「私も働いているんだから、それぐらい自分でしてよ!」なんて怒鳴ってしまうことはありませんか?

日本の男性達は、「家事は女性の仕事」と考えているんじゃないでしょうか?

そう思い、20~30代の男性100人に「男性があまり家事をしたくないのは、”家事はやっぱり女性の仕事だからという認識があるせい”だと思いませんか?」とアンケート調査をしたところ、なんと70人が「思わない」と回答。

そんな時代遅れな考え方の男性は、意外に少ないことが明らかになりました! 驚きですよね。

じゃあ、何で家事しないのでしょうか? 理由は一体何なのでしょうか? 今回は、アンケートでわかった、男性の家事に関する本音をご紹介したいと思います。

■実際の家事メンはたった1割と判明!

まず、家事は女性の仕事と「思う」「思わない」と答えた、その理由を聞いてみました。寄せられたコメントは以下の通り。

「我が家では、時間の空いている方が家事をするようにしています」

「実際に自分は家事を少し分担してやっているので、女性の仕事とは思っていません」

「自分ができる時は、家事をするのが当たり前だと思うからです」

「得意な人・時間がある人がすればいいのではないでしょうか」

「今は、家事をどちらもやるべきだと思います」

家事をしているなんて、かなり意識の高い男性ですよね。ただし、「思わない」と回答した70人に、実際に家事をやっているのかどうか聞いたところ、「やっている」と回答したのは10人。

「女性の仕事とは思わない」と答えているのに、実際のカジメンはたった10%なんてありえなくないですか?

つまり、10人に1人。1割しか妻と一緒に家事をしている男性はいないんです。発言と行動が合ってなくて、気が抜けちゃいます。

■家事をやらない理由は「面倒だから」

家事をやっていない人に理由を聞いたところ、多かったコメントが「面倒くさい」というもの。

それも、すべて未婚男性。「思わない」と答えておきながら、そんなこと言ったら女性の敵になってしまいますよね。家事をしない他の理由は、以下の通り。

「ただ単に教育されていないため」

「男性は基本的に仕事をしているから」

「思わないけどしたくない。他にしたいことがたくさんあって、時間がないから」

「家事をしない人だと、こっちがやらなきゃいけないようになる」

「慣れている人がやるというのが効率的」

なんと自分勝手な意見なんでしょう! 既婚者でも奥様まかせで、家事はしたくないということなんですね。

■男性に家事をしてもらうためには?

今回のアンケートで、7割もの男性が「家事は女性の仕事だと認識していない」という結果が出たので、「物わかりのいい発展的な日本人男性が増えてきたんだ!」と喜んでしまいましたが、実際は違っていたんですね。

多くの男性は、「自分も家事をやらなきゃ」と思ってはいるものの、「理想と現実は違うよね。実際には家事なんてできないよ」ということでした。

内閣府の男女共同参画白書(平成22年)「6歳未満児のいる夫の家事・育児関連時間」の国際比較を見ると、家事にかける時間は、7か国中、日本が1時間/1日で最下位。

米国、英国、フランス、ドイツ、スウェーデン、ノルウェーは3時間前後/1日。

日本は、国際比較でもかなり短いです。政府は2020年に2時間30分にする目標を掲げているようですが、難しいようですね。

それでは、どうすれば男性に家事を助けてもらえるのでしょうか。

コメントに、「自分が料理から洗い物までしっかりやっていても、食器の置き場が違うだけで文句を言ってくるのでやる気が出なくなる」という意見がありました。

これは女性のみなさん、心当たりがあるのでは?

せっかく手伝ってくれているのに、文句はいけません。感謝の一言があると、違うものです。まずは、冷静になって話し合い、役割分担を決めてみませんか?

もちろんその時、話し方には十分注意をしましょう。ヒステリックになってはいけません。あなたの夫や彼も、カジメンを目指してみましょう!

(文/森美奈)

 

【調査概要】

調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』

調査期間:2014年12月22日(月)

調査対象:全国の20~30代男性100名

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