どんなにがんばっても、なぜだか仕事に集中できない時ってありませんか?
早めに仕上げなければならない仕事を抱えているときにはホント困りますよね。
近頃は、朝方のほうが集中力が増すというので、夜の残業を減らして朝型勤務を導入する企業も増えています。でも、朝は眠気やだるさで集中どころではない人だっているのでは?
そう思い、全国の30代の男女300人に、「仕事に集中できる時間とできない時間は、何時と何時ですか?」というアンケートを行なってみました。
すると、なんと83%もの人が、集中できるのは午前中だと回答したのです!
やはり、多くの人が朝方に集中力の高さを感じていたのです。一方、集中できない時間は、16時と回答した人が一番多く41.7%もいました。
集中力に欠く魔の時間帯の乗り越え方もあわせて、さらに詳しくアンケート結果をひもといていきましょう。
■夜型はたったの5.3%しかいなかった!
まずは、仕事に集中しやすい時間からみていきましょう。
1位:午前(9時~11時)・・・83%
2位:深夜(21時~)・・・5.3%
2位:16時・・・5.3%
3位:14時・・・2.7%
1位と2位の差が歴然としていて驚きです。朝型に切り替える会社が増えているのも納得ですね。
■午後の睡魔以上に夕方は魔の時間だった
次に、集中力に欠く時間トップ3をみていきましょう。
1位:16時・・・41.7%
2位:14時・・・22%
3位:午前中(9時~11時)・・・13.7%
食後に襲われる睡魔より、夕方の集中力不足を訴える人が断トツでした。
夕方から調子が出てくるという人もいるかもしれませんが、多くの人のコンディションをふまえて考えたのなら、車を運転する際などには十分注意しましょうね。
また、重要な会議設定もできればこの時間はさけたほうが懸命と言えそうです。
■魔の時間を乗り越える必殺技はコレ!
では、どうやったら集中力を取り戻すことができるのでしょう? 今回のアンケートでは集中できないときの乗り越え方も聞いてみました。さっそくご紹介しましょう。
「朝が弱く、飴をなめる」
「コーヒーブレイクする。作業をいつもと違う順番でやってみる」
「社内の人と少し雑談し、気持ちを切り替える」
「目をつむって数十秒周りの音(時計の秒針など)を意識して聞きます。そうすると意識がスッキリして集中力がましているのを感じます。自己暗示的なものですが意外と効果ありますよ」
「集中できないときは、あきらめて単純作業を行う」
「冷水を飲む、軽いストレッチをする」
「モーツァルトを聴くといい!」
他には、「仮眠をとる」「トイレに行って気分転換」「ガムをかむ」という意見も目立ちました。
集中できない時間帯を把握し、その時間帯を単純作業にあてるなどあらかじめ決めてしまうのも手ですよね。みなさんの意見を参考に、集中できない魔の時間帯をかしこく楽しく乗り越えてくださいね!
(文/富士峰子)
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』
調査期間:2015年1月28日(火)
調査対象:全国30代の男女300名