あなたは好きな人に、「こうゆうところが嫌なの!」とストレートに言えますか? 不満を伝えて、相手と関係が悪くなるのは嫌ですよね。だから、心の中では思うだけになりがちです。
そこで、全国30代の男女300人に「パートナーに不満はありますか?」と聞いてみました。
すると、なんと「不満がある」と答えた人は46.33%でした! たったの2人に1人にしかいないのです。恋人や夫婦に不満がある人達って、意外と少ないんですね。
人間には、環境に順応する能力が備わっています。だから、不満に思っていることも諦めて受け入れてしまうこともあるのかもしれません。
しかし、約46%の男女は不満を感じているわけです。あなたも、相手に不満を抱かれている可能性がありますよね。
そこで、アンケートでわかった、男女それぞれがパートナーに抱えやすい不満ポイントをお伝えします。
これらを頭に叩き込むと、恋人や夫婦の喧嘩は確実に減るはず! 一緒に男女それぞれのパートナーへの不満を見ていきましょう。
また、今回はさらに「どうやってパートナーに不満を伝えているのか」も聞いてみたので、後半からパートナーにうまく「ここ直して!」と伝える方法もご紹介します!
■男性は女性の“感情的すぎるところ”に不満があった!
まずは、男性が女性に抱えやすい不満から。寄せられた男性のコメントは、女性の行動に不満のオンパレードでした!
「気分次第で八つ当たりをしてくる」
「気分によって言うことが180度変わる」
「自分(男性)がすることに対してすぐに怒る」
よく、“男性は理性、女性は感情で動く”なんて言われますよね。女性のみなさんは自覚がないかもしれませんが、感情が高ぶってしまったときは、一呼吸置いてパートナーと接するようにしましょう。
■女性は男性の“だらしないところ”に不満があった!
次は、女性が男性に抱えやすい不満から。だらしなさが気になる女性ばかりでした!
「共働きなのに家事の協力度が低い」
「食事のマナーが悪い。くちゃくちゃして食べたり、箸の使い方が悪い、肘をついて食べる、ボロボロこぼす」
細かいところかもしれませんが、デートで数時間会う関係ではなく、生活を共にするようになると、こういった“だらしなさ”が気になってしまうんですよね!
さらに「自分のことだけはどれだけ面倒くさくてもやるのに、家の事、子供の事は簡単なことでもやらない。たとえば、真冬の寒い日でも車のタイヤのローテーションは進んでやるのに、子供をお風呂に入れるのは面倒臭がってやらない」なんて意見も。
不満が具体的で、思わず“不服顔の奥様”を想像してしまいますよね……。それでは、こういった不満は一体どのように解消すべきなのでしょうか?
■相手を怒らせないで“上手に”不満を伝える方法
不満を我慢しているのは男性11%、女性16%。全体で14%という結果になりました。
「嫌だ」と思っていることを全くパートナーに伝えずにいると、さすがにストレスが溜まって癇癪を起してしまいます! そのため、うまく伝える工夫をしてみてください。
男性が女性に不満を伝える時は、時間帯や口調を工夫することが大事です!
「優しい口調で諭すように言う」
「機嫌のよさそうな時に」
「時間に余裕があるときに伝える」
「定期的話し合う時間をもっている」
女性は、“様々なことを同時にこなせる”と言われていますよね。しかし、たとえば朝ごはんの支度とお弁当作りを同時進行させているときに不満を言われると、さすがにイライラしてしまいます!
たっぷり時間を取って、共感できる部分を見つけ、伝えてあげてください。
その上で「●●と△△ならどっちがいい?」など選択肢を提示して、選びやすいようにすると、より早く女性が納得してくれるでしょう。そこに必ず、思いやりの気持ちを込めてください!
最後は、女性が男性に伝える時。プライドを傷つけないようにすることが大事です。
【女性から男性へのうまい不満の伝え方】
「他人がいなければ(二人のときならば)できるだけその場で言う」
男性は、“プライドを傷つけられたくない”と言われていますよね。だから、他人がいる場で注意したり、悪口を言うのはNGです。さらに、正論をストレートに言われるのを嫌います。
女性は、場の雰囲気や口調に注意しましょう! 正論ほどオブラートに包んで!
男と女は違うからこそ面白いのです! 同じだったら、一緒にいても刺激がなくてつまらない毎日になります。上記の不満の伝え方を参考にして、パートナーとより素敵な関係を築いてくださいね。
(文/乙女ライオン)
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』
調査期間:2014年1月29日(木)
調査対象:全国30代の男女300名