「お酒とセックス、どっちが好き?」と聞かれたら、あなたならどう答えるでしょうか。両方とも楽しく快楽につながるもので、ちょっと迷ってしまいますよね。
そこで、全国の30代男女300人にこの質問をぶつけてみました。すると、全体ではお酒派が38%、セックス派が44%という結果に。ちなみに残り18%は、「どっちも同じくらい」でした。
たったの6%ではありますが、ややセックスが優勢と言えるでしょうか。しかし回答者の性別を見てみると、大きな違いがありました!
男性の半数以上が「セックスのほうが好き」と答えたのに対して、女性は半数近くが「お酒のほうが好き」と答えたのです! 興味深いですよね。
それでは、男女別に、皆さんのお酒とセックスについての意見を見ていきましょう。これを読むと、今時の男性と女性がどれだけ性欲を重視しているか、よ~くわかりますよ。
■男性の“お酒派とセックス派”それぞれの回答
今回、男性で「断然セックスが好き」と答えた人は56%、「お酒のほうが好き」と答えた人は31%でした。つまり、25%もセックスが上。
残りの13%が「どっちも同じくらい」。昨今、草食系が流行っていましたが、この結果にはちょっぴり安堵したいところです。
・セックス派の意見
「イッたあと幸せな気分になれる」
「気持ちいいから! これ以上の快楽はない!」
「悩みがあるときはお酒を飲んでも一緒。セックスのほうがストレスが解消になる」
「酒は苦手。飲めないから」
・お酒派の意見
「お酒を飲むと日常の嫌なことから開放される」
「ある意味依存症」
「製法や味わいなど奥が深いから好き」
「現実を忘れられる」
セックス派の中には、お酒が苦手・飲めない人も多かったです。また、お酒に対する考え方にも違いが……。
お酒派がお酒を「最高のストレス解消法」と答えているのに対して、セックス派が「お酒は逃げでしかない」と答えているのが印象的でした。
■女性の“お酒派とセックス派”それぞれの回答
女性は「セックスのほうが好き」は32%、「お酒のほうが好き」は46%という結果。つまり、14%もお酒が上。残りの22%が「どっちも同じくらい」。
中には、お酒で自分を癒し、「一日の締めくくりはコレしかない!」と豪語する人もいました。
・セックス派の意見
「女性ホルモンが分泌されて肌の調子がよくなる」
「お酒はダイエットの敵だから!」
「これがないと生きていてもしょうがない」
「寂しいとき、一人でないと分かる」
・お酒派の意見
「お酒は日課だから」
「手軽に憂さ晴らしできるから最高」
「本音を話せる機会だから好き」
「お酒は演技しなくてもいいし、一人でも楽しめる」
上記のような「お酒はダイエットの敵」、「セックスはキレイにしてくれそうだから」など美容を意識した意見は女性ならではですね。
他、セックス派の中には「寂しさを埋めるためにセックスをする」という、ちょっぴり依存型の人も……。
このように男女の性の違いを考えてみると、やっぱりお酒よりセックスが好きな人は男性に多いということが判明。今回のこの結果は、頷けますよね。
女性が“肉食化”してきたとは言え、まだまだ一部。やっぱり、肝心なときはしっかり男性から誘ってほしいものです。
また、お酒派の人も、気分転換になるのはいいですが、休肝日をもうけるなどの工夫を。お酒もセックスも両方の良さを理解して、健康的に楽しんでいきましょう。
(文/齊藤カオリ)
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』
調査期間:2015年2月25日(水)
調査対象:全国30代の男女300名