セックスは性欲という、三大欲求のうちの一つですね。それでは、同じく三大欲求のうちの一つ、食欲と比較した場合、どちらに軍配が上がるのでしょうか。
今回全国の30代男女300人に「食事とセックスどちらが好きですか」とアンケートを行ったところ、結果はセックスのほうが好きという人は全体の15%でした。
食事のほうが好きな人は74%、やはり食欲は偉大なようです。調査では男性と女性で意見が異なったので、比べながら紹介していきたいと思います。
■女性は圧倒的にセックスより食事の方が好き
「食事のほうが好き」と答えた女性はなんと85%! 圧倒的に「セックスよりおいしいものが大好き!」という意見が多かったです。
対して男性は62%、過半数越えはしているものの女性の勢いには及びませんでした……。
・女性の声
「好きな物を好きなだけ食べるのが大好き!」
「美味しいものをいっぱい食べたら幸せ!」
「やはり美味しいものは何事にも代えがたい」
「セックスはキライ。食事は大好き!」
・男性の声
「腹が減っては戦が出来ぬ」
「好きなものを食べると嫌なことを忘れられる」
「食事でしょ! 死んだらセックスできんよ!」
「性欲とは別物」
女性は「毎日のおいしいものが日々の癒やし」という人が多数。男性では「食事をしないとセックスする体力が養えないから」といった、セックス前提で食事を考えた意見も。
やはり頭のどこかに“セックス”の4文字は浮かんでいるようです。
■「食事よりセックス派」の女性はたった5%
「セックスのほうが好き」と答えた女性は少なく、たった5%という結果に! 対して男性は24%でした。
セックスを選んだ男性は絶倫系も多く、「空腹でもセックスしていたい」などの意見が目立ちました。
・女性の声
「いろいろ満たされる」
「セックスの方が楽しい」
「よりきれいになれそうだから」
「食にあまり興味ない」
・男性の声
「腹が減ってもセックスはしたい!」
「食欲より性欲の方が強い」
「三度の飯よりセックス!」
「もち、セックス。空腹でするセックスは快感度が違うと聞いたことがある」
女性は、セックスには精神的なものを求めている傾向。「好きな人に抱きしめられるのが一番」というのに対して、男性は「性欲は男性の本能!」と、行為そのものが好きという考えが多いようです。
ここに男女の考え方の違いがよく出ていますよね。性欲も食欲も、どちらも大切で甲乙つけがたいものでしょう。男性と女性では考え方も異なっていますが、おいしい食事と心を満たすセックスはどちらも必要なもの。
心身の健康のためにも、バランスよく日常に取り入れていきたいですね。
(文/齊藤カオリ)
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』
調査期間:2015年2月25日(水)
調査対象:全国30代の男女300名