「頭を使えば痩せる」なんて嘘!医学的に大間違いだと証明される

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2015.04.05

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もはや年中ブーム、永遠のテーマになりつつあるダイエット。巷にはいろんなダイエット法が溢れていますが、こんな噂があるのをご存知ですか?

「頭を使うと痩せる!」

脳を使うと糖を消費するというのはよく聞きますよね。疲れるとチョコレートや甘いものが食べたくなるのは、脳のエネルギーとなる糖が不足するから。

そして、約1400gの重さを持つ脳は、占める割合こそ体重の2%ですが、消費するエネルギーはなんとなんと全身の20%も!

1日の消費カロリーを2000kcalとしたら、脳だけで400kcalも消費することになるとも言われています。400kcalって、めっちゃ速い速度で約2時間、横っ腹を痛めながらウォーキングしてやっと消費できる数字です。

脳恐るべし!

そうとわかったら、これからは、じゃんじゃん頭使っちゃおう。まずクイズ番組は毎回録画で、大人のドリルなんかもやっちゃおうかね。頭もよくなってダイエットになるなんて夢のようじゃん!

でも、はてさてここで疑問、大学教授とかお医者さん、受験生などいわゆる頭を使う代表選手の方々の中にも、失礼ながら恰幅のよい方もいらっしゃるような……。

この法則が正しければ、みなさん超スレンダーなはずじゃない?

そうなのです、お気づきの方もいらっしゃいますよね。残念無念ですがそんな上手い話などないことがわかったのです(泣)

■脳のカロリー消費は今以上に増えない

『マイナビウーマン』で、日本ダイエット健康協会理事で医学博士の永田孝行先生が次のように話していました。

「人間の脳は生きているかぎり、最大限のエネルギーを使っています。つまり脳トレをすることで、脳のカロリー消費が増えるわけではありません」

ガーン! 単純に、使えば使えほど減るって思っていました。そんなに脳って、頑張っちゃってたの? 消費を増やせないなら意味ないですよね。

とにかくカロリーを減らして体重を減らすのが目的なのに、ただ頭がよくなるだけとは、嬉しいやら悲しいやらなんと表現していいのやら。

アラフォー筆者が、今さら「頭よくなりたい!」と思う時って、友達とご飯食べにいって割り勘の計算がめっちゃできない時ぐらいです……。また、身体を動かすことで、脳に効く方法はないのかという僅かな希望もなく……。

永田先生曰く、「運動法はたくさんあるけれども、身体を多く動かしたからカロリー消費が進むのであって、脳自体が糖を消費するわけではない」とのこと。

くー! やっぱり、地道な努力なくしてダイエットはありえないのですね!

■頭を間接的に使ってダイエット

でも、永田先生はこうもお話されています。

「“頭を使う”=“よく考えること”なので集中力を高めると、脳内の血流が高まって摂食中枢が抑制されます」

なるほど、頭を使うことが直接的にダイエットになることはないけれど、間接的にはなるということです。

確かに、何かに集中しているときは飲食も忘れて……なんてありますし、悩んで悩んで仕方ないときは食欲がなくなることありますよね。うーん、なんだか複雑な気分。

以上のことから、頭を使えば痩せるというのは大間違いということがわかりました。がっかりなのは筆者も一緒です。

でも、脳が間接的でもダイエットの助けになるというのなら、この際、何か集中できるものを見つけて、摂食中枢を抑制しちゃうのはいかがでしょう?

せっかくの4月、資格を狙うもよし、新入社員くんに恋して恋患いで悩んじゃうもよし。これに、今までしなかった運動をちょいと足せば、効率的にダイエットできちゃうかもしれませんよ!

(文/猫野うた)

 

【参考】

専門家に聞いた! 「頭を使うとダイエットになる」ってホント!?-マイナビウーマン

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