春になり寒さがやわらいだことで、体が冷えることが少なくなってきましたね。
冬の間、お風呂で暖をとり一日の疲れをとっていた人も多いと思いますが、暖かくなってくると毎日の入浴が少し面倒に感じることはありませんか?
全国の30代男女300名に「毎日の入浴、面倒ではありませんか?」とアンケートで聞いてみたところ、女性の40%、男性の25%が「はい」と回答。
意外にも女性の方が面倒に感じていたのですね。しかし、その気持ちのままお風呂に入らないのでは“汚ギャル”のレッテルを貼られてしまいます。
ストレスを解消するために入る人も多いはずの入浴が、逆にストレスになってしまっているのは、あまりに残念!
そのため、アンケート回答者には“毎日の入浴に対するストレスを軽減するための工夫”も聞いてみたので、以下からご紹介します。
■1:好きな香りでリラックスする
体をキレイにするお風呂タイムは、心のリラックス効果を得るのにも大切な時間。お気に入りのシャンプーや入浴剤を上手に使っている人が多かったです。
「好きな入浴剤を入れてじっくりとつかり、ストレス解消しています」
「好きな香りのボディソープを使ってリフレッシュしている」
「ヘアケア製品や入浴剤でアロマテラピーをすること」
「シャンプーを何種類か揃え、その日の気分で使うものを選ぶ楽しみを設けている」
■2:お風呂タイムを美と健康に活かす
せっかく自分の体のために入るお風呂の時間を有効利用して、より体を磨くことで入浴を楽しんでいる人はこちらのタイプ。
「自宅エステだと思うことにしている」
「最近、お風呂場で保湿をするようになってから、かなり乾燥が良くなったから」
「寝る前に入ることで疲れが取れることを期待する」
「一日で唯一、身も心もゆっくりできる時間」
■3:浴室に好きなものを持ち込む
お風呂の時間だけでは物足らない人は、浴室に好きな物を持っていきバスタイムを充実させているようです。
「少しでも楽しい気持ちにするために防水タブレットを持ち込んでいる」
「お風呂の中で音楽を聞く」
「風呂場で遊ぶオモチャを置いてる」
子供のお風呂オモチャセットは昔からありますが、大人がお風呂で楽しめるオモチャって何だろう……? 詳しく聞いてみたいですね。
■4:勢いにまかせ“ついで入浴”を一気に済ます
忙しい毎日の中でお風呂の時間をゆっくりとれない人は、その人なりの工夫で乗り切っているようです。
「帰ったらそのままの勢いで、ご飯よりも先に入浴する」
「疲れていると夜はお風呂に入らずに朝に入るようにしている。ついでに寝癖直しにもなるので」
「マッハで入り、マッハで出るカラスの行水にしている」
「歯を磨きながら頭と体を洗う」
真っ先にお風呂、というのはよさそうですよね。習慣にすればお風呂嫌いも直りそうです。
■5:面倒なときは無理して入らない
どうしてもお風呂に入るのが面倒で仕方ないときは、いっそのこと入るのをやめて翌日に回すなど、その日感じるストレスを持ち越すという方法もあります。
「毎日入っているが、本当は2日に1回でいいと思っている」
「シャワーで済ましている」
「疲れているときは無理に入浴しないで睡眠を優先させる」
いかがでしたか? 「お風呂が大好きで面倒には感じない」という人もいるかと思いますが、どうしても入るのが面倒になったらこのつのことを思い出してみてください。
あ、そして、こんな意見も。
「震災時の事を考えるとお風呂に入れる幸せをかみしめて、毎日入ります」
本当に、その通りですね。
十分な水が毎日使えること、ましてや温かいお湯をたっぷり使えることはどれほどに恵まれているか、それを考えたら面倒という気持ちは払しょくされ、ありがたい気持ちでお風呂を楽しめることでしょう!
(文/中田蜜柑)
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ『リサーチプラス』
調査期間:2015年2月26日 (月)
調査対象:全国30代の男女計300名