みんな一度はこんなこと考えてる?日本人の妄想あるあるがヤバイ

  • LINEで送る
2015.04.07

shutterstock_169564142

“妄想”と聞いて、どんなことを思い浮かべますか? 誤解は発明の母、という新しい視点で話題を呼んだ、NHKのテレビ番組『妄想二ホン料理』のように、妄想は自由な発想で新しいものを作り上げていく原動力にもなります。

みんなが日々、どんな妄想を繰り広げているのか、興味津々……。というわけで、30代の男女100人に妄想が止まらなかった経験の有無を実施しました。

妄想が止められない人は、32%。しかも、そのうちの3人に1人が、何回妄想したのか、「数えられない」と回答するほどの妄想魔。さらに、妄想回数の平均値も高く、なんと驚異の10万回超えでした!

どうやら、妄想しない人はまったくしない一方、妄想好きは「どこまでも果てしなく……!」というほど恒常的に妄想を楽しんでいることも明らかになりました。

コメントを読むと、辛い思いをしている人はほぼ皆無。「こうだったらいいなー」といった願望や理想を勝手に膨らませて楽しんでいる様子です。

ではいったい、どんな妄想ワールドを展開しているのか、早速見ていきましょう。

■実現不能な欲望や願望を満たすのが妄想の魅力

「夢はでっかく!」というわけで、就寝前のひと時が妄想タイムと言う人も多いようです。

「宝くじで大当たりし、億が当たったときの使い道を妄想している」

「自分がもし美人だったら、たくさんの男の人にモテモテで楽しい人生」

「超お金持ちのイケメンに求婚され、仕事でも大成功し、お金持ちになっている」

「有名な歌手だったらという設定で、みんなからチヤホヤされている」

お金持ちになる、モテる、仕事で成功するという、現実ではなかなか叶えられない欲望を妄想で満たし、ニマニマ……。ストレス解消になりそうですね。

少数ではありますが、こんな妄想も。

「自分が死んだら、誰が悲しんでくれるのか、どのくらいの人が葬式にきてくれるのか」

仲間の顔を一人ひとり思い浮かべているのでしょうか。みんなに愛されたいという願望の裏返しですね、きっと。

なかには、こんな切ない告白もありました。

「小学生のころ、いじめられていたので、自分が違う世界にいる妄想ばかりしていた」

こんな風に、辛い現実から逃れるためにも妄想はひと役買っているようです。現実を受け入れつつ、人生をサバイブしていくために妄想を上手に活用できるといいですね。

■厳しい現実を突き破るために妄想力が必要!

アンケートにご協力いただいたみなさんは、健全な妄想体験でしたが、ウツ症状などの心の不調を抱える人の妄想は要注意です。

普通に考えればあり得ないようなことを、現実だと固く信じ、例えば「盗聴されている」「見張られている」といった妄想被害を訴えたりすることもあるのです。

大きなストレスがかかってしまった結果、妄想と現実が区別できないほどに追い詰められたのでしょう。

本人は心の調子が悪くなっているサインだとなかなか自覚できないので、周りの人が気づいてあげられるといいですね。

もっと積極的に人が幸せを感じるために、妄想を生かすヒントはないかと探していたら、『妄想力』(宝島社新書)という良書と遭遇!

厳しい現実を目の当たりにしながら突破口を開くのは良質の妄想だと説く、脳科学者の茂木健一郎さんと、妄想の達人・関根勤さんとの対談をまとめた、正しい妄想の指南書と言える1冊です。

現実に縛られず、自由でいるために妄想はとても大切。けれど、妄想ばかりでは妄想の世界に絡め取られてしまう……。

現実とどう折り合いをつけ、妄想を悪い方に暴走させないための上手なバランスのとり方が、2人の軽妙な語りのなかで明らかにされていきます。

現実にないものを妄想することは、一見するとバカバカしいことですが、柔らかい発想力がなければできないもの。凝り固まった頭と心を、しなやかにするのが妄想なのかもしれませんね。

一度しかない人生、のびやかに、軽やかに妄想しながら闊歩していきませんか。

(文/山本裕美)

 

【調査概要】

調査方法:インターネットリサーチ『リサーチプラス』

調査期間:2014年12月25日(木)

調査対象:全国30代の男女100名

関連記事