アラサーは結婚式のお呼ばれも急増。でも結婚式って、ご祝儀以外にもメイクや衣装に移動費やらかなりの出費です。出席が続けば、お財布の冷え込みは南極レベル。それなのにガッカリ披露宴だと悶々としますよね……。
今回、30代の男女300人に結婚式貧乏経験の有無を調査したところ、18%が経験したことがあると回答。約5人に1人です。意外と結婚式貧乏になりやすい様子……。
さらに、その人達にどんな結婚式に「お金を返して!」と思ったのかを聞いたところ、答えが強烈にリアルでした。
そこて、コメント欄に寄せられた、出席者から不満が爆発する恐ろしい結婚式の中身をご紹介したいと思います。結婚予定がある人は、ぜひこんな結婚式にしないようにしましょうね!
■料理をケチるなら「お金返して!」
結婚式貧乏になったことがあると答えた女性は30%でした。
しかも、17%が「お金返して!」と思ったことが明らかに! 100人の披露宴で17人がニッコリしながら、「お金返して!」と思っている図はゾッとします。
さっそく、女性の具体的な声を見てみると、女性で圧倒的に多かった声は料理への不満でした。
「料理がありえないくらい質素だった」
「料理がおいしくない」
「ご祝儀奮発したのに、引き出物や料理をケチっていた時。ゲストのことも考えろ」
確かに、結婚式には普段は味わえない料理を期待しがち。それにしても食べ物の恨みは最強です! 続いて、すぐに離婚した時や再婚の結婚式に「お金返して!」と思うことがわかりました。
「すぐに別れて、すぐに違う人と再婚された。2回もご祝儀払った」
「結婚式をして半年以内に離婚された時。ご祝儀も服やアクセサリーも一新して出席したから」
何度も結婚されたら、出費がかさんでかさんで、たまらないですよね……。
また、「結婚式以来、連絡がこないとき」「よくわからない後輩の結婚式に人数合わせで呼ばれた」などの声も。女性は、結婚式のあと疎遠になることに強烈な不信感を持つようです。
■すぐ離婚するなら「お金返して!」
男性は、約6%が結婚式貧乏を感じていました。この少数派の男性達は、どんな結婚式に「お金返して!」と思うのか? コメントを見てみると、やはり男性も、離婚に対して「お金を返して!」と思っていました。
「すぐに離婚した時」
「バツイチの友達の結婚式は払いたくなかった」
ご祝儀は無駄になるし、当然ですよね。続いて、ショボい結婚式も許せない。 段取りが悪いとか冷めて乾いた料理とか、主役の身の丈より安っぽい式って、ぼったくりみたいで誠意を疑います。
「会費制なのにショボい内容だった」
「品疎なおもてなし」
「完全に自分たちだけ楽しむ結婚式で、こちらが全く祝福しようと思えなかった」
「職場の嫌いな先輩の結婚式。職場の全員が出席だったため、致し方なく出席した」
男女で微妙に違う結果ですが、共通しているのは、離婚! でも、離婚を予定して結婚はしないだろうし……。1年以内の離婚用ご祝儀保険とかあったらいいのに。
今回のアンケートで、女性は料理に強烈な執着があるし、男性は式全体のクオリティーを気にする、ということが判明。
つまり、ショボい結婚式はNG! 式場やプラン選びも祝ってくれた友人らへの結婚後のフォローも、細やかな心遣いが反感を買わないコツのようですね。
将来、結婚式を挙げるかも知れないみなさん!
大切な結婚式、ゲストに「お金返して!」なんて思われることなく、心から笑顔で祝ってもらうためにも、この結果を参考にしてください。それで、せめて2年くらいは二人で幸せに暮らしましょう!
(文/茶柱ズバ子)
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ『リサーチプラス』
調査期間:2014年3月24日(火)
調査対象:全国30代の男女300名