7割の女性が抵抗あるピル…実は「優しさ増す」魔法の薬だった!

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2015.04.23

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日本では一般的にピルと呼ばれる経口避妊薬は、おもに避妊に用いられる女性ホルモン剤ですよね。

しかし、アメリカの研究で、実はピルが脳内の化学成分をコントロールし、私達の人間関係や社会における行動や言動に大きな影響を与えるということが明らかになりました。

避妊以外に、意外な効果があることがわかったのです! 今回は『TIME』Web版から、ピルの意外な効果についてお伝えします。

■ピルで他人に対する思いやりが増強

カリフォルニア大学などが行ったこの研究は、まず35人の男女を対象に本当のピルとただの粉の塊の偽物ピルを、被験者にどちらを服用しているか明らかにせず2回にわたって飲んでもらいました。

実際、ピルには脳内のドーパミンという快感や陶酔感、多幸感に働きかける神経伝達物質のレベルを一定に保つ作用があります。

ピル服用後、被験者の何人かに、見知らぬ人とお金を分かち合う作業をしてもらったところ、本当のピルを渡された人たちは、お金の分配をより平等に分け合おうとする傾向が強く現れたそうです。

つまり、思いやりの気持ちが強くなった、ということ。世の中には不平等がいっぱいあります。ピルの力で人を思いやる気持ちが高まれば、不平等をなくすことにつながるかもしれないですよね。

そう考えると、ピルでこのような感情が増強されるのは素晴らしいことです。

■ピルはまだまだイメージがよくない

この研究の関係者は、「この結果が社会全体に慈愛の心を促進させると決定づけるには、まだ早い」としています。

とはいえ、ピルのイメージがよくなるデータだと思いませんか?

まだまだ日本では、ピルのイメージがよくありません。『マイナビウーマン』のアンケートでは、働く女性の7割がピルに「抵抗がある」と回答しています。

確かに、飲み続けないと効果がなく、副作用が気になる女性も多いでしょう。しかし、ピルを服用することで、避妊だけでなく人により優しくできるようになれば、人間関係ストレスも劇的に減らせるはず。

ピルのデメリットばかり気にするのはもったいないです。女性は妊娠・出産で大きく人生が変わります。一度、ピルの服用について真剣に考えてみませんか?

(文/Zoe)

 

【参考】

There Could Soon Be a Pill to Make Us More Compassionate-TIME

働く女性は、ピルをどう思ってる? 70%の女性が「抵抗がある」と回答-マイナビウーマン

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