なぜかクローゼットで眠ったままの服や、似合っていない自分が嫌で着なくなった服、ありませんか? 自分で洋服を選んで買ったはずなのに、不思議ですよね。
このような経験の有無を全国20~40代の男女100名に調査してみたところ、およそ7割の人がその経験が「ある」と答え、平均金額は驚きの約230万円という結果が出ました!
そんな大金、思う存分ファッションに使えたら、かなりオシャレに変身できそうな気もしませんか? でも、ファッションセンスだけはお金では買えないですもんね。
ちなみに、残りの3割の人は「わざわざ似合わない服は買わない!」「損したことはない」と自信満々でした。なんてカッコイイのでしょう!
これから似合う服選びに失敗しないためにはどうしたらいいのか? 以下から7割の人がどんな理由で服を買って失敗しているのかをお伝えするので、これらを反面教師にしていきましょう!
■1:自分を過大評価しすぎて失敗
「試着した時は似合ってると思ったから」
「カタログ通販でモデルが着ていて素敵に見えたが、自分が着てみたら似合ってなかった」
「自分のセンスがわかっていなかった若いころの過ちで変なデザインのTシャツとか買ってしまった」
「流行っているから買ってみたが似合わなかった」
その時はいいと思って買うのだが、後になってみるとセンスが悪いことに気付くというパターンです。結局気に入らないものは、今後ずっと着なくなってしまうので、損した気持ちは大きいです。
■2:セールの誘惑に負けて失敗
「セールでいらないものまで買ってしまった」
「値段につられて買ったけど、全然似合っていなかった」
「洋服の福袋を買って中身が大外れ。着ないような服ばかりで貰い手もなく、お蔵入りになりました」
「5,000円ぐらいの夏服を購入したが一度も使用しないまま冬になってしまった」
バーゲンセールでの失敗は、ひとつひとつは高い買い物じゃなかったとしても、回数を重ねてしまうと大損! 同じ失敗を繰り返したくないものです。
■3:押しの強い店員に負けて失敗
「店員に似合うとすすめられて買ったけど、やはり似合わなかった」
「何かしっくりこなかったが店員さんの勧めで買ってしまった」
これは悔しいですね! 自分では「なんか違うな……」と気付きかけてたのですから! 強い気持ちで「買いません」と言えていたら、損しなかったのです。惜しい!
■4:ネットで衝動買いして失敗
「安いネットで買ってしまったら、ちょっと違った」
「サイズが合うか微妙でもネットで買ってしまった」
実物を見て確認できず、試着もできないネット通販は損する可能性も大きく、要注意。現在は着た後で返品交換できる通販も多いので、遠慮しないで返品してみては?
■5:冒険心が強すぎて失敗
「たまには今までと違うイメージの服を着てみようかと思って」
「プールで焼き過ぎて真っ黒になった時に着る服がなくて母と買いに行ったが、黒い肌に似合う服がなくて、かなり派手な色のワンピースを買ったが、自分の好きな色合いじゃなくて、結局あまり着なかった」
新しい自分を探すためには、着てみないとわからないので、たまには今までとは違う雰囲気の服にトライしてみたくなりますよね。
自分に似合うファッションを見つけるためには、多少の冒険が必要ともいえますが、できるだけ損はしたくないものです。
買い物をする前にもう一度、鏡の前に立って「本当にこの服似合ってる?」自問自答してみた方がいいかもしれません。
(文/中田蜜柑)
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ『リサーチプラス』
調査期間:2014年12月22日(月)
調査対象:全国20~40代の男女100名