信じられる?今時の一家団欒はたった34分しかないとの調査結果

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2015.04.24

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みなさんは、家族とどのくらいの時間を過ごしていますか?

毎日を忙しく過ごし、インターネットやスマホにも時間を取られがちな現代……。「家族で十分な時間を過ごせている!」と思える方は少数派かもしれません。

イギリスのニュースサイト『Daily Mail Online』に、家族の時間についての調査結果が報じられました。

この調査はイギリスで行われたものなのですが、不思議と日本に住む私たちもドキッとさせられる内容なので、詳細を以下からご紹介します。

■平日は34分しか一家団欒していないと判明!

今回の調査で、イギリス家庭の平均的な一家団欒の時間は、平日1日あたりたった34分とわかりました。

これは、イギリスでミネラルウォーターを製造・販売している、ハイランド・スプリング社が子どもを持つ親たちに行った調査で明らかになった数字です。

週末は少し増えますが、それでも1時間37分。たった63分しか違いがありません。

さらに、10組中6組の家族が週に4回しか「家族全員で食事をしていない」という事実も判明したのです……。回答者のじつに8割以上が「子どもと十分な時間を過ごせていない」と感じていました。

しかも悲しいことに、一緒にいても、一家団欒の時間を過ごせているとは限りません……。

60%以上の親たちが、一緒に過ごしていても誰かが無言でテレビを見ていたり、コンピューターゲームをしていたり、スマホやタブレットに夢中になっている、と嘆いていたのです!

また、5分の1は「子どもたちをパソコンの前から連れ出そうと必死に努力している」と回答! 家族揃って過ごせない親たちのもどかしい思いが、透けて見えますね。

■一家団欒できない原因は多忙なせいだった!

調査を行ったハイランド・スプリング社は、テニスを通じて家族の時間づくりをサポートする活動を行うなど、一家団欒の大切さに注目しています。

同社ブランド・マーケティング部門長、アンドレア・マクワイド氏は「この調査から、私達が今までにないほど忙しいことがわかりますよね。みんな長い通勤時間と日々の雑務に追われすぎているのです」とコメント。

日々の仕事に忙殺され、家ではスマホやテレビに団欒を阻まれる……。何だか、身につまされる調査結果だと思いませんか? 時間に追われているのは、日本人だけじゃないのです。

しかし、前向きな数字も少しだけありました。

親たちの86%は「もっと家族で多くの時間を過ごしたい」と考え、10人中4人が「子どもたちとスポーツやアウトドアゲームを一緒にしよう」と心がけていたのです。

調査を行ったハイランド・スプリング社のジュディ・マレー氏は、「工夫すれば、テニスはどこでもできます。

例えば、イスを2つ持ってきてロープを張ってネット代わりにしたり、小さい子たちがソファーの両端から風船を打ち合ったりするのもテニスです。

こうした活動は、子どもの身体的な能力や連携スキルを高めるとてもよい方法ですよ」と粋なことを提案しています。

ちなみにこのマレー氏、只者じゃありません。息子さんは男子テニス界“ビッグ4”のひとり、2012年全米オープン&2013年ウインブルドンの覇者、アンディ・マレー選手です!

我が子をトップアスリートへと導いた母の言葉には、説得力がありますよね。スポーツや屋外での活動は、家族の時間を充実させるよい機会。マレー氏の言葉にあるように十分な設備がなくてもスポーツはできます。

もしスポーツが難しそうであれば、近場の観光地を訪ねたり、広めの公園や川沿いを歩いたり、過ごし方は工夫次第。外で過ごすだけで気分が変わり、家族で充実した時間が過ごせますよ。

5月10日は『母の日』。「今年はもっと家族と過ごしたい」と思っているお母さんに、一家団欒の時間をプレゼントしてみては?

(文/よりみちこ)

 

【参考】

How long is family time?―Daily Mail Online

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