悩みすぎるのは天才の証!IQと心配性の「意外な関係性」が判明

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2015.05.05

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何をしていても心配事は絶えないもの。でも、心配事について考えすぎて夜も眠れなかったり、気持ちが沈んで仕事が手につかなかったり、過度な心配性の人は意外なところに原因があるかも……?

実は、最近のアメリカの研究で、IQが高い人の方が憂鬱な気持ちになりやすく、ストレスを感じやすい、というデータが出ているんです。あなたの心配性、もしかしたらIQが高いためかも?

英語圏で話題となっている『LAS VEGAS REVIEW-JOURNAL』の記事を参考に、その原因と対策を紹介します。

■言語能力が高い学生の方が心配性!

IQが高い学生、特に読む・聞くなどの言語能力の高い学生の方が、そうでない学生よりも将来のことや自分の置かれた環境について悩む傾向にあることが、アメリカの研究で発表されました。

頭脳明晰、成績優秀な学生たちが、どうして将来のことを心配しなくてはならないのでしょうか?

実はこの結果は意外なことではないのだそう。 言語能力の面でIQが高い人たちは、様々な状況を想定し、これから起こりうることを予測するのが得意。問題発見能力も高いため、自分の人生の問題も発見することができてしまうのです。

そのため、本当は今は心配する必要のないことも、予測して心配して、憂鬱な気持ちになってしまいます。普通の人が「なるようになるさ」とのんびり構えられることを、先回りして心配してしまうのです。

いろいろなことを先回りしてあれこれ考えてしまうタイプのあなたは、言語能力が高いのかもしれません。

■何かと心配しすぎる癖を直す方法

それでは、そうした心配をしてしまう人はどうすればいいのでしょうか?

実はIQには、2種類あります。ひとつはこれまでお話した言語能力面でのIQ。もうひとつは、ものごとを言葉ではなく写真のような映像などとして処理する、非言語能力面でのIQです。

非言語能力のIQが高い人は、こうした心配をしにくいと言われています。それは、彼らは過去は過去のこととして考えることができるから。

言語能力が高い人は記憶力がいいため、過去のできごとを、そのときの気持ちも含めて鮮明に思い出すことができます。

そのため、参照するデータが膨大になり、その中からいろいろなことを予測して考えて、問題を発見してしまうのです。

「あのときはこうだった」「あのときこうしていればよかったかもしれない」など、ぐるぐる考えてしまうこと、身に覚えがありませんか?

非言語能力のIQが高い人は過去の出来事を単なる“情報”として整理して記憶しておくことができるため、無駄な心配をしにくいのだそうです。

過去のことは過去のこと。今とは状況が違います。今を生きるように意識しましょう。また、バランスの良い食事と適度な運動、十分な睡眠も、憂鬱な気持ちや、心配しすぎてしまうのを防ぎます。

完璧を目指すのはやめて、今自分にできるベストを尽くすことを考えましょう。誰にだって、心配事はあるもの。 体と気持ちを整えて、上手に自分をコントロールしましょう!

(文/和洲太郎)

 

【参考】

A high IQ could make you depressed, research shows-Las Vegas Review-Journal

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