テニスの点数が「ラブ→15→30→40」になった人間臭い理由

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2015.05.08

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テレビで錦織圭選手のテニスの試合を見るたびに、不思議に思っていたことがありました。それは点数。数えるときは、ラブ→15→30→40になりますよね。

今回は、そもそも“ラブ”って何なのか? また、15→30→“45”ではなくなぜ15→30→“40”なのか? この2点について調べてみました。

■1:テニスで0点に“ラブ”が使われる理由

まず、0点をラブと呼ぶようになったのは、いくつかの説があります。ここでは、有力な説を3つご紹介します。

(1)そのものズバリの“LOVE”説

愛情説ともいいます。全く点数が取れない相手に対して「ラブ」と優しく呼びかけたという説。ちょっと素敵ですね。

(2)フランス語は「発音しにくいんだよ」説

現在のテニスはフランスが源流です。フランスでは0を卵に見立てて、「ロエフ(フランス語で卵)」と呼んでました。

テニスがイギリスに渡った時に「ロエフ」は発音しにくいので、発音が近い「LOVE」なったというもの。

それでは、両方共、並べてみましょう。「l’oeuf(ロエフ)」と「LOVE (ラブ)」。確かに似ていますね。

(3)“LOVE=無”説

英語のLOVEには、かつて愛情とは別に“nothing(何も無い)”という意味が存在。だから“LOVE=何も無い(つまり0点)”という説です。

■2:テニスの点数が“15→30→40”な理由

次は、点数表示が中途半端な謎を解明していきましょう。

こちらも諸説ありますが、最も有力なのが“時計の文字盤説”です。かつてテニスの試合をする時には大きな時計を持ち出して、それで得点をあらわしていた名残だと言われています。

大きな壁掛け時計を思い浮かべてみてください。遠くから見分けられるのは0と15、30、45の位置ですよね。それで、15単位になったというもの。

でも、ちょっと待ってください。0と15と30はそれで説明つきますが、なぜ次は45でなくて“40”なんでしょう。

それは、発音。“45(forty-five)”の発音はめんどくさいけど、“40(forty)”なら簡単です。テニス会場で“40(forty)”といえば、みんな「あ~3点目だね」と分かります。

つまり、後半を略しちゃったんですね。

これは、マクドナルドを“マクド”と縮めるようなものですよね。いつの間にか略したものが正式な点数になってしまって、今では正式な記録も“0−40”とか表示されるようになっています。

以上が、テニスに関する数字の謎でした。いかがでしたか? 愛があったり無かったり、発音がしにくいからと勝手に表示も変わったり、なんか人間臭いスポーツですね。

これからテニスでラブという点数を聞いた時は、愛を感じようと改めて思ったシール坊でした!

(文/シール坊)

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