貯金は先月より1000円増えてればいい!お金が減らない使い方

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2015.05.10

suzie.20150510

多かれ少なかれ、誰の人生にもお金の悩みはつきもの。そこで読んでおきたいのが、『お金の不安が消える本』(さとうやすゆき著、KADOKAWA/角川学芸出版)です。

著者は、15歳のとき北海道から単身上京し、皿洗いを経て営業マンに転身。

その後、宝飾品のセールスで日本一、教育関連の営業で世界一の実績を打ち立てたという人物。現在はレストラン経営をはじめ、70店舗を展開しているそうです。

いわば、「お金がないとき」の焦りや不安も、「お金があるとき」の不安も経験済み。だからこそ、ひとつひとつのことばには、強い説得力があるのです。貯金についての印象的な部分をピックアップしてみましょう。

◼お金に恵まれない人の共通項︎

お金に恵まれない人は、法則に反したことをやっている可能性があるのだとか。いい方を変えれば、収支が崩れている場合が多いということ。

入るより出る方が多ければ、お金はなくなって当然。しかし、そんな単純明快なことに気づいていない人が多いということです。

◼︎お金が貯まる「ダム式貯金法」

そこで、お金が入ってきているにもかかわらず貯まらないという人は、「ダム式使い方」にするといいと著者は記しています。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、これは松下幸之助さんが唱えた「ダム式経営」になぞらえたもの。

川にダムをつくり、水を貯めて流量を安定させるように、資金や生産設備、人員等を貯え、景気などに左右されない安定的な経営を常に心がけること。それがダム式経営の考え方。

同じように、ダムに貯まっている水(お金)は使わず、そこからあふれ出た水(お金)で生活すればいいというのが「ダム式使い方」。

◼︎お金と一緒に運もやってくる

大切なのは、たった1,000円でもいいから、先月よりも貯金を増やしていくこと。いつでも使えるお金をしっかり貯めておけば、気持ちに余裕が持てる。

また、貯まったお金をうまく投資すれば、より確実に増やすこともできる。そして少しずつ貯金をしていけば、運も少しずつ自分の方にやってくる。そんな発想。

ただし、毎月1,000円でもかまわないとはいえ、著者には「より良い手段」としてオススメしたい手段があるといいます。それは、月々の貯金額をしっかり決めておき、それ以外のお金でやりくりする方法。

「ダム式経営」と同じく、「ダム式使い方」だとお金は減りません。目先のお金を追いかけなくてすむ生活をつくり上げれば、お金は自然に寄ってくるわけです。

そして、資金面での余裕があれば、気持ちにもゆとりが生まれ、アイデアもいくらでも湧いてくるようになるもの。そうすれば、好循環が生まれるということです。

(文/印南敦史)

 

【参考】

※さとうやすゆき(2015)『お金の不安が消える本』KADOKAWA/角川学芸出版

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