お金に愛されて最高の自分になれる「3つのお金の本質的な学び」

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2015.05.11

suzie.20150511

『お金に愛される人のルール――マネーセンスを鍛える10のステップ』(ドクター・ジョン・F・ディマティーニ著、ユール洋子訳)の原書を読んだとき、翻訳者は「この本を絶対に日本で広めたい」と心から感じたのだそうです。

なぜならここでは、「お金とどうやってつきあっていけばいいのか?」という精神的な部分と、「具体的にどうやってお金を貯めて、さらにどう増やしていけばいいのか?」という物質的な側面の両方を伝えているから。

そして翻訳者は本書を通じ、次の3つの「お金の本質的な学び」を体感したといいます。

■1:お金に愛される人はある共通の目的を持って行動している

目的の有無が、「ずっと豊かな状態を継続できるのか」、それとも「状況の変化や時代の流れによって左右されてしまうのか」を決めてしまうのだそうです。

古今東西のあらゆる資産家は、ほとんどの場合、この目的のもとに行動していると、翻訳者は説明しています。

■2:目先の利益を追求して行動するとお金は貯まらず増えない

多くの人が「お金を貯めたい」「お金を増やしたい」と思いながらも、「理想どおりに貯蓄や資産運用をできない」という悩みを抱えているもの。心当たりのある方は少なくないのではないでしょうか?

しかし本書の著者は、人間行動学という学問的観点から「なぜ、貯蓄や投資を思いどおりにできないのか?」という根本的な理由と、対処法を教えてくれています。

それによると、貯蓄や資産運用が思いどおりにいかないのは、決して私たちの心が弱いからではないのだとか。

原因は、未来の自分の成長とお金の状況を見通す想像力を無意識に排除し、目先の利益を追求して行動していること。

■3:感情に左右されない方法論で貯蓄や資産運用をすればいい

本書は、その内容が具体的かつ実践的であるところが特徴的です。

3ヶ月ごとに金額を10%ずつ引き上げて貯金する「不滅口座」、2ヶ月分の所得をカバーできるぐらい貯金する「クッション預金」、「ピラミッド式資産運用」など、さまざまな方法論やツールを学ぶことができるのです。

そして本書のもうひとつの特徴は、自己啓発的な色彩も強いこと。だからこそ、そこに抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、先入観を排除して読んでみると、「響くことば」が随所に盛り込まれていることにも気づくはず。

金銭的な富を築く能力と人生の可能性を実現する能力は、直接結びついています。(36ページより)

そして人生の主要な7つの領域は「精神性」「知的活動」「職業」「お金」「人間関係」「家族」「身体」なのだとか。価値が置かれず、尊重されない領域は、人生における弱点か欠落部分になるといいます。

ということは、欠落した部分を埋めていけばいい。そしてお金の運用をマスターすることは、最高の自分になるための決定的な要因なのだそうです。

とても個性的な内容ですが、その個性を受け入れられるなら、役に立つ書籍だといえるでしょう。

(文/印南敦史)

 

【参考】

※ドクター・ジョン・F・ディマティーニ(2015)『お金に愛される人のルール――マネーセンスを鍛える10のステップ』フォレスト出版

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