大切にするだけで「薬に頼らず健康体を保てる」二十四節気とは?

  • LINEで送る
2015.05.19

24a

みなさんは、『二十四節気』をご存知でしょうか?

実は、四季のある日本の暦には、一年間を二十四の季節に分けて、それぞれにふさわしい名称が付けられています。

祝日になっている『春分』や『秋分』や、太陽が一年で一番高く昇り昼の時間の長い『夏至』や、その逆の『冬至』などはテレビの天気予報などでも良く耳にするのではないでしょうか。

日本では昔から春夏秋冬をさらに細かく分けたこの『二十四節気』を生活に取り入れ、農作業などの目安にしてきた歴史があります。

『二十四節気に合わせ心と体を美しく整える—医者にも薬にも頼らない和の暮らし』(村上百代著、ダイヤモンド社)は、『二十四節気』を知って、それぞれの季節にどのような生活を送れば、自然の理にかなった健康体を保てるのかが紹介されている本です。

昔ながらの生活様式と旬の食事と漢方を取り入れ、自然に逆らうことのない暮らしを送るのが最高の健康法なのだそう。

■取り入れると健康になる『二十四節気』の名称

日本では、明治6年(1873)から使用している太陽暦を新暦、それ以前の太陰太陽暦を旧暦と呼んでいます。旧暦が1500年もの間使用されていたこともあり、この暦が生活様式に根付いています。

正月に当たる『立春』(現代の暦では2月4日頃)から数え始めます。

[春の概念的な名称]

『立春(りっしゅん)』春の始まり、『雨水(うすい)』積もった雪が溶けて水になる、『啓蟄(けいちつ)』虫がはい始める、『春分(しゅんぶん)』昼夜ほぼ同時間、『清明(せいめい)』草木が芽生える、『穀雨(こくう)』春雨が降る

[夏の概念的な名称]

『立夏(りっか)』夏の始まり、『小満(しょうまん)』草木が茂る、『芒種(ぼうしゅ)』麦が実る、『夏至(げし)』昼が一番長く夜が一番短くなる、『小暑(しょうしょ)』梅雨明け、『大暑(たいしょ)』最も暑い

[秋の概念的な名称]

『立秋(りっしゅう)』秋の始まり、『処暑(しょしょ)』暑さがとまる、『白露(はくろ)』葉に露が結ばれる、『秋分(しゅうぶん)』昼夜同時間、『寒露(かんろ)』寒さがつのる、『霜降(そうこう)』霜が降りる

[冬の概念的な名称]

『立冬(りっとう)』冬の始まり、『小雪(しょうせつ)』雪がみえる、『大雪(たいせつ)』雪が降る、『冬至(とうじ)』昼が一番短く夜が一番長くなる、『小寒(しょうかん)』寒さがピークに向かう、『大寒(だいかん)』最も寒い

昔から日本人は、月の形をみて何日かを把握し、潮の満ち引きで時間を感じてきました。旧暦の日を基準に決められた祭事も多くあります。

月の満ち欠けによって心理状態が変化するとも言われ、私たちはいつも月のリズムに動かされ生活していると言えるでしょう。

自然の声やリズムを再確認し、旧暦をもう一度見直す時ではないかと著者の村上さんは説いています。それで薬に頼らなくてもいい毎日が送れるなら、試してみたくなりませんか?

■5月21日以降は燃えるような赤を増やそう!

ちなみに、新暦の5月21日頃~6月5日頃はちょうど『小満(しょうまん)』にあたり、衣替えの時期ですよね。

この時期のキーポイントは赤。赤い食べ物や赤い持ち物を取り入れると、運気が増すとのこと。あと、南の方角がいいそうなので、今いる場所から南方面に旅行するのもアリ。

その他、玉ねぎや苦瓜、スイカを摂ると漢方的には正解だそう。

要は、こういった『二十四節気』を上手に取り入れることで食材の旬を逃さず、自然な流れで健康体を目指すことができる、というわけです。

日本で暮らすからには、知っておいて損はないでしょう。詳しくは、村上さんの『二十四節気に合わせ心と体を美しく整える―』に書いてあるので、ぜひ豊かな暮らしがしたい女性は読んでみては?

(文/中田蜜柑)

 

【参考】

村上百代(2015)『二十四節気に合わせ心と体を美しく整える—医者にも薬にも頼らない和の暮らし』ダイヤモンド社

関連記事