たった1杯のお茶が「30分以内に脳を活性化させる」ことが判明

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2015.05.13

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くつろぎタイムに、1杯のお茶。実はこれ、科学的にも正解でした。最新の研究で、ただのリラックス効果だけではなく、脳に良い影響を与える行動であると実証されたのです!

紅茶や緑茶を飲んだ30分前後に、神経行動は著しく活発になります。記憶や意思決定のプロセスにも関係がある、とわかったのです。

どの成分が効果的なのかは未だ明確ではありませんが、前述の研究によって、少なくともフラボノイドと呼ばれる抗酸化剤が重要な役割を果たしていることが判明!

しかもこの時、ミルクの量は関係ありません。ストレートでもミルクでも、効果に変わりはありません。

これで、お茶には炎症をおさえる&血管機能の促進、動脈をつまらせない効果があるという通説がより強固なものになったと言えます。

また、最新の研究では、脳波の動きにも効果が認められています。そこで今回はイギリスのニュースサイト『Daily Mail Online』から、お茶に関して新事実をお伝えします。

■お茶は脳波に影響を与える魔法の飲み物

実験では、8人の被験者は、脳の活動を測定する前に1杯の緑茶か紅茶を飲むよう指示されました。彼らの脳波測定した結果、お茶を飲んでから1時間以内にアルファ・ベータ・シータ3つの脳波の動きが増加。

30分の間に最も著しく変化があったのは、シータ波です。緑茶と紅茶どちらも、認識機能の改善に関係する部分を刺激しました。

注目すべきは、記憶や論理的思考と関係のあるアルファ・ベータ波にも増加が見られたこと。

イギリス人の80%はお茶を飲むので、毎日1億6,500万杯が消費されています。イギリスの紅茶業界は、7億ポンドもの産業価値があるのです。この研究によって、さらに紅茶産業は活気付くかもしれません。

■病気の改善や進行抑制にも効果がある!

そもそもお茶には、精神的にも良い効果があります。また、注意力を改善し、心の安定やリラックス効果があるのです。ニューキャッスル大学のエドワード博士の研究グループは、さらに新しい発見をしました。

毎日3~4杯のお茶が心臓発作のリスクを下げることがわかったのです! これはシータ波の増加によるもの。また2型の糖尿病も防ぎ、更には病気の進行も遅らせることも明らかになりました。

抗酸化剤は老化に対しても効果がありますし、定期的に紅茶を飲むことはストレスを大幅に軽減してくれることが期待できます。

また、ミルクティーには肥満を防ぎ、肥満の原因となる細胞の成長を減らす効果もあることも判明。ミルクティー好きな女性にとっては嬉しい事実ですよね。

■カモミールティーは甲状腺ガンを防ぐ

そして研究によって、カモミールティーを飲むと、甲状腺ガンに対して効果があることまでわかりました!

500人以上のギリシャ人は、アテネ大学のチームからお茶の消費行動について質問を受けました。そのうちの113人は甲状腺ガン患者、286人は甲状腺の病気があり、138人は健康だったのです。

この調査によって、頻繁にカモミールティほを飲む人は、甲状腺の病気進行のリスクを著しく下げられることがわかりました。

ハーブティーを週に2~6回飲むと、甲状腺ガンのリスクが70%、良性疾患だと84%も減少。30年以上カモミールティーを定期的に飲んでいると、甲状腺ガンのリスクが約80%も減るのです。

暑い季節に冷たいコーラやジュースもいいですが、これからは紅茶やハーブティーを選ぶようしてみては? お茶には脳にも体にもいい影響があるので、飲み物をかえるだけで大違いですよ!

(文/和洲太郎)

 

【参考】

Cup of tea can perk up your brain in 30 minutes-Daily Mail Online

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