5月中旬は、新入社員がお疲れモード全開になる頃。
慣れと疲れでミスが目立ち始める新人ちゃんをフォローしている隣で、その新人ちゃんばかりチヤホヤする男性陣にイラッとしている先輩社員のみなさん、お疲れ様です!
さて、今回はズバリ、「新入社員に嫉妬したことはありますか?」を調査しました。 結果は、16%の人が新入社員に嫉妬したことがあると判明。男女別では男性9.2%に対して、女性は22%と女性が大幅に上回りました。
女性の約5人に1人は新入社員に嫉妬とは……! 若さ? 透明感? 調査結果から、元新人のみなさんの複雑な胸の内も見えてきました……。それでは、気になる嫉妬トップ3をご紹介します!
■3位:自分の頃より周囲が甘いから
新入社員のどこがそんなに許せないのか? まずは3位から見ていきましょう。どうやらみなさん、自分の新入社員時代と比較して、現在の新人に対する周囲の甘さを妬んでしまうようです。
「何をしても許される。“私の時は失敗したら怒られたのに……”と思ってしまう」
「入社1年経ったが、いまだに小さなことでもすべてを周りがフォロー。私が新入社員のときは、入社3ヶ月で、独り立ちさせられたのに」
新人対応も、時代の流れがありそう。でも、先輩も自分たちに同じことを思っているかも……。巡り続ける感情なのでしょうか?
■2位:自分より要領がいいから
2位は、新人というより、学生時代から必ずいる勝ち組タイプに腹が立つ様子。
「いろいろ要領が良くてイライラする」
「可愛いくてごますりも上手なので、かなり酷い失敗しても“しょうがないね”で終わる」
「可愛くて若くて要領のいい子に嫉妬。上司にゴマするのもうまい。自分にないものばかりもっていてイライラする」
きっと新人というアイテムを最大限に使いこなしているのでしょう。世渡り上手は才能のひとつ。もっとも勝てない相手かも……。
■1位:自分よりも若いから
1位はやっぱり、若さ!
「若さはいいね」
「若いってだけで羨ましい」
「若くてこれからいろいろな経験ができること。自分は割と時間を無駄にしてきたので比べてしまってイライラする」
あの存在感あるキラキラ。時間そのものが、新卒にあって自分には取り戻しようのないものですもんね。涙出そう。いいなぁ、若さ……。若気の至りって、いろいろ許されますよね。
また、新入社員に対して気になるコメントも寄せられています。
「寝てる」「雑務をやりたがらない」「教えてもらって当たり前という態度」など、社会人としての常識や姿勢が疑われる態度を指摘しています。
新入社員の若さなど、やっぱり人は自分にない憧れに対して嫉妬が芽生えるのですね。
しかし、これから転職を考えている人は、新しい職場で新人になってもフレッシュさんとはいきません。アラサーの場合、先輩の対応がヤバイときは嫉妬ではなくお叱りかも?
どこかで新人になったときは、社会人として節度と常識を持ちつつも、新人らしさも演出して、円滑に仕事を教えてもらえるよう切り抜けてゆきましょう!
(文/茶柱ズバ子)
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ『リサーチプラス』
調査期間:2014年3月27日(金)
調査対象:全国30代の男女300名