週5時間半も女性は「自撮り」に時間をかけていることが明らかに

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2015.05.21

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自分自身を撮影する“自撮り(selfie=セルフィー)”が今、10代から20代前半の若い世代を中心に大きなトレンドになっていることを知っていますか?

『Suzie』読者には「自分の写真を撮って楽しんでいるなんて、ちょっとナルシストなんじゃない?」という方もいるかも。

でも、現代の若者たちにとって“自撮り”には、自分の可愛さをアピールするだけでなく、もっと深い意味があるのです。そして、そこには若い世代でなくても共感できる部分も……。

というわけで今回は、イギリスで話題になったある調査と、“若者の自撮り文化”の意外と深い意味について見てみましょう。

■“自撮り”に週5時間半もかける女性たち

先週、イギリスの情報サイト『Mirror』が“若い女性の自撮り”に関する驚きのデータを取り上げました。

16歳から25歳までの女性2,000人を対象に行った調査で、彼女たちが毎日平均で3枚の自撮り写真を撮影し、1枚に16分、1日平均では48分間を費やしていることが明らかになったのです。

つまり、週当たり5時間36分もの時間を、自分を可愛く撮影するために使っている計算になります。「イマドキの女の子ってそんなに自分大好きなの?」って驚きませんか? でも、そうとも言えないようなのです。

■自分を表現する手段としての“自撮り”

調査を行ったのは化粧品など美容関連オンライン・ショップのイギリス最大手『feelunique.com』。そのスタッフで今回の調査を担当したハンズ氏は、その背景をこう分析します。

「現代の若い人たちにとって自撮りは、単に自分の美しさ、可愛らしさをアピールするというよりは、新しいアイデアやインスピレーションを共有する手段になってきています」

写真を共有するためのソーシャル・ネットワーク・サービスInstagramには、たくさんの自撮り写真がアップされます。

それらは最新のファッションやメイクをまとっていたり、背景とファッションの色やテイストを合わせたり、さらには画像加工を施したりと“作品”と言っていいほどよく練られています。

“自撮り”の流行は、高度なカメラ機能を持ったスマートフォンの普及やInstagramなど写真の発表が簡単にできるSNSの登場で、“作品”の撮影・発表がより身近になった結果、ともいえるのです。

■「いいね!」を獲得したいという願望

さらに調査では、“自分への自信”の度合いとSNSを通した“他者の評価”とが深く結びついている若い世代の傾向も明らかになっています。

自撮りを撮影する目的について、「SNSでより多くの“いいね!”を獲得したいから」という理由が多く見られました。

異性の目を意識した回答も目立ちます。3人に1人が「異性によい印象を与えたいから」、5人に1人は「自分を振った元カレを後悔させたいから」と答えています。

そして27%が、「SNSに自撮り写真をアップしたあと、思うように“いいね!”が集まらなかったので数分で写真を削除したことがある」と答えたのです。

また、彼女たちが1枚の自撮り写真をSNSに投稿するにあたり平均6枚の写真を撮影し、少なくとも2種類のSNSにアップロードしていること、パソコンやスマートフォンに平均150枚の“自撮り”写真を保存していることも判明しました。

■最高の“自撮り”ができると気分がいい!

もちろん、自撮り写真を撮るのは若い女性ばかりではありません。

調査ではほかの世代の女性を含めたアンケートも実施、全体で28%が「週に1枚は自分自身の写った写真を撮っている」と答えていますし、ほぼ半数が「自分が満足できるものを撮影できると気分が上向きになる」と考えています。

ハンズ氏は「自撮りをして、それをSNSに投稿し“いいね!”を獲得することによって、女性たちは勇気づけられているのです」と話します。

「美しくありたい」「美しく見られたい」という願望は女性なら誰もが持っているもの。自分が満足できる自撮りで、友達の「いいね!」ももらえたら、そんな願望がちょっぴり満たされますよね。

週5時間半はちょっとかけすぎな気もしますが、何となく気分が落ちている時など、ちょっとこだわった自撮り写真を撮ってSNSに投稿してみると、いい気分転換になるかも?

(文/よりみちこ)

 

【参考】

Selfies take up FIVE HOURS of a woman’s week-Mirror

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