年を取れば取るほど一日が長いのはなぜ?この数学的な理由が判明

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2015.05.27

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私たちは一日24時間の世界に住んでいます。しかし、実ははるか昔に地球が生まれた頃は、一日5時間でした。

それがどんどん伸びてきて、現在の24時間になり、次に25時間になるのは1億8,000万年後の予定です。今回はこの一日の時間が伸びている、という話をしたいと思います。

■月のせいで地球の一日が伸びている

そもそも、なぜこんなことが起きるのでしょうか。一日の時間が伸びている理由を単純に書くと、毎日毎年“月が地球のエネルギーをちょっとずつ吸い取っているから”です。

地球はエネルギーを吸い取られるので、どんどん自転が遅くなっているんですね。

これは、生物学的にも確かめられています。サンゴには、昼と夜の温度差による日輪が刻まれます。それで、4億年前のサンゴを調べたところ、一日22時間だったころが判明。

当時は、シーラカンスなどもすでにいました。そのため、もしシーラカンスに言葉があったら「昔は一日が短くてよかったな~。今は2時間も延びて、困っちゃう」とか思っているのでしょうか。

ちなみに恐竜が活躍していたジュラ紀も、一日23時間くらいでした。

■地球と一緒に年をとっていく感覚で

徐々にエネルギーを失ってきて、動きがゆっくりしてきている地球。でも、だからこそ一日が長くなって、それだけの余裕がある、とも言えます。

誕生した頃みたいに一日5時間だとしたら、その時間内に“朝・昼・夜”がやってくるのですから、ちょっと慌ただしいですよね。朝食とったと思ったらすぐに昼食と夕食、みたいになりそうです。

それより、年齢を重ねたからこそ、おだやかに、ゆっくりと日々を重ねていけます。たしかに体力は落ちているかもしれないけど、それはそれでよいのかもしれません。

私達も年をとります。「I love the earth」の気持ちで、ゆっくり一緒に年を取っていこうではありませんか。

(文/シール坊)

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