過労死につながりやすい「働きすぎ」を何とか食い止める方法3つ

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2015.06.02

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新入社員のみなさんがそろそろ会社に慣れてくるこの季節。バリバリ仕事に燃えていることでしょう。

しかし、はりきりすぎて、ついついプライベートより仕事を優先しちゃってはいませんか? もしくは大ベテランのあなた、「長年の癖だから」とずるずると頼まれた仕事を引き受けまくってはいませんか?

それって、実は危険! 仕事中毒を意味するワーカホリック。究極、うつや過労死など恐ろしい事態を招くことに……。そうならないためにできることは何でしょうか?

今回は、ワーカホリック回避ポイントをご紹介します。

■2人に1人の男性が「調整できない」

まず、30代男女300人に「働きすぎないように調整できますか?」と聞いてみたところ、61.6%の人は「調整できる」と結果が。

つまり、「調整できない」と回答したワーカホリック予備軍は38.4%の人だけ。そんなに少なくない数字に、ちょっぴり一安心。

ところが男女差を見てみると、男性においては50%が「調整できない」と答えているのです。2人に1人って、かなり多いですよね。一方、女性で「調整できない」と答えた割合は26.6%でした。

それでは次に、「調整できない」と答えた人達の切ない言い分&「調整できる」と答えた人の気持ちのいい働き方を一緒に見ていきましょう。

■つい働きすぎてしまう2つのタイプ

「調整できない」と答えた人は、大きくわけて2つのタイプにわかれました。1つめは、責任感の強いタイプ。

「仕事は仕事でやらねばならないから」(男性)

「必要な仕事であれば、どれだけ遅くなっても帰れなくても必ず仕上げているので」(男性)

「前にある業務を終わらせないと安心できない」(男性)

「やらないといけないことはやらないといけないので」(女性)

前向きといえば前向き。とにかく使命感に燃えていて、自分を追い込んでしまうのが特徴です。気持ちはわかります。

そして、その志も素晴らしいのですが、あまりにも仕事に命をかけすぎて、周りがみえなくなり、気が付いたら、大切な人が離れているというパターンも! 危険ですね。

2つめは、お人好しタイプ。

「人がいないので調整できない」(男性)

「こっち側じゃどうしようもない」(男性)

「他にできる人がいないので仕方なく残業」(女性)

「お客さまから依頼されればそれが優先されるので」(女性)

後ろ向きといえば後ろ向き。本人はやりたくないけれども、周りがそういう状況なら仕方ないなあとあきらめてしまっています。

なかなか、できませんと言えない日本のサラリーマン社会。これも気持ちはわかりますが、いつも損していませんか?

いい人すぎていいように使われていませんか?自分を大切にしたいですよね。圏外タイプとして、「給料が安すぎるので働きすぎのレベルでないと今の生活は続けられない」(男性)というのがありました。

でも、これはもう、「ドンマイ! 頑張ってよりよい転職を!」と祈るばかりです。

■上手なセルフコントロールの方法

さて、会社と上手に付き合ってオンとオフをしっかり分けている人たちの方法トップ3を発表!

[3位]計画をたてて仕事をする

「することの計画をたて(手順)、時間通りにさっさと終わるようにする」(女性)

「時間をたてて早めに取り組む」(女性)

これぞ社会人の鏡です。

計画をたてるのがまず面倒くさかったりもしますが、そこはくっとこらえ、はじめにおおざっぱでもよいのでタイムスケジュールを書けば、メリハリもつき、できた時は達成感も味わえますよね。

これで仕事の効率もグッと上がりそうです。

[2位]心を楽にする

「やることはやる。抜けるときは抜く」(男性)

「手抜きをできるところは手抜きをする」(女性)

仕事をさぼるという意味ではなく、人に頼めることは頼み、楽できるものがあるときはそれを利用するということですよね。

「少しテキトーに(心を)すると楽になる」(女性)

仕事をしっかりこなすことはとても大事なことですが、仕事には心の余裕も大切な気がします。

いつも気を張って長い時間やることがいい仕事につながるわけではない気がします。メリハリをつけて仕事をする作法を身につけたいですね。

[1位]残業しない

「残業はできるだけしにように時間を決めて働いています」(男性)

「残業はなるべくしないように優先順位を決めて業務を遂行する」(女性)

「残業しない。明日できる仕事は明日に」(女性)

やはり残業が最も手強い敵。これを倒すことができれば、相当な働き上手です。だって、自分だけ定時で帰るなんて言い出せない雰囲気って多々ありますよね?

でも、残業を上手に回避して、自分の時間を作っている人、たくさんいました。やるべきことをやっている自信がある日は、勇気をもって、残業を断りましょう。

難しいかもしれませんが、少しずつ慣例化していけば、もしかしたら、もしかしてですが、職場も変わるかもしれません。

いかがでしたか? 働きすぎちゃっている人、ぜひ参考にしてみてください。あなたの人生は、会社のものではないのですから。

(文/猫野うた)

 

【調査概要】

調査方法:インターネットリサーチ『リサーチプラス』

調査期間:2015年3月28日(土)

調査対象:全国30代の男女300名

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