1日20回「足上げ」するだけ!スマホ不調を防ぐ超簡単なポーズ

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2015.06.08

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スマホなどを使い続けた結果、首の筋肉が前に引っ張られてしまい異常が起きている状態のことを“スマホ首”と言われています。

あなたのその慢性的な肩こり、首こり、頭痛、二重あご、イライラ、眼精疲労、ドライアイなど、様々な不調はスマホ首が原因かも……。

『“スマホ首”があらゆる不調を引き起こす!30秒ストレッチで簡単改善』(鄭信義著、講談社)は、新しい国民病ともいえるスマホ首の状態を改善するストレッチや枕の選び方などを、整体師の鄭信義さんが伝授する本。

今回はこの本から、そんなスマホ首を改善するポーズをお伝えします。

■スマホ首はストレートネックにつながる

まず、鄭さんによるとスマホ首とは“胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)”が過緊張を起こしている状態のこと。

胸鎖乳突筋は、首を上下左右に動かし、呼吸を補助する働きも担っており、首の後ろ側にある板状筋群や僧帽筋などと引っ張り合いをしている筋肉。

スマホ首を放置すると、筋肉に関節が引っ張られ続け、頸椎(けいつい)のカーブがなくなってしまうストレートネックになりやすいそう。

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ストレートネックになると、頭を支えるクッション機能が低下するため、筋肉への負担が増えて首の凝りにつながります。

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スマホ首の改善に有効なのが、首のストレッチはもちろん、胸、腹部、背中、腰、お尻といった身体の根幹となる“体幹”を鍛えることだそう。

■首の筋肉が原因でも体幹を鍛えるべし!

年中スマホを見続けていると前傾姿勢やうつむき姿勢になる時間が増え、ほぼ100%体幹の筋肉が落ちているといいます。これでは良い姿勢が保てず、首を支えきれなくなり、猫背で悪い姿勢になってしまいます。

体幹を鍛えることで、背骨が安定し、良い姿勢でいるのが楽になります。また、首から背骨が正しい位置に戻ると自律神経の働きも正常になり、活発化して、不調が解消されるといういいことずくめ。

それでは、体幹を鍛えるためにはどんな運動や体操がいいのでしょう? 次に、長年かけてつくりあげた自分の体の悪い癖を、たった3か月だけ続ければ改善できる“楽々腹筋”を紹介します。

■仰向け状態で足を上げるだけで腹圧強化

インナーマッスルを鍛えるのには、誰もが思い付く腹筋をするのが一番。しかし、腹筋運動が苦手な人も多いですよね? 腹筋を鍛えて、きちんと腹圧が入った姿勢は、背骨がきれいなS字カーブを描くそう。

普段から腹圧を入れられるような体になっていれば、筋肉ムキムキになる必要はなく、辛い腹筋運動をやらなくてもよいのです。

本書には、仰向けで足を上げるだけの“楽々腹筋”という方法が載っています。それは以下の通り。

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(1)仰向けに寝て、手は胸の前で組み、両肘は床につける

(2)膝を90度に曲げる

(3)ゆっくり口から息を吐きながら足を上げ、おへその位置にヒザがきたら足を下ろす。これをゆっくり一定のリズムを保ちながら1日20~30回行う

大事なのは、これを続けること! 1日20~30回を目安に始めて、体幹の筋肉がついてきた、と思ったら回数を増やしていけばOK。

他にも、スマホ首を改善する様々なストレッチが『“スマホ首”があらゆる不調を引き起こす!30秒ストレッチで簡単改善』に詰まっています。スマホのしすぎで不調を起こす前に、読んでみては?

(文/中田蜜柑)

 

【参考】

鄭信義(2015)『“スマホ首”があらゆる不調を引き起こす!30秒ストレッチで簡単改善』講談社

「スマホ首」セルフチェック-御影フィール

医療ピックアップ:スマホ首、ストレッチで撃退-毎日新聞

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