「赤202や黄203」入りを使うのは要注意!危険な製品の特徴

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2015.06.09

suzie.20150609

ドラッグストアに足を運べば、さまざまな生活用品があふれんばかりに並んでいます。テレビや新聞、雑誌でも、商品のすばらしさを強調する宣伝がたくさん。

だからこそ私たちは、情報に惑わされず、より安全で役に立つ製品を買うようにする必要があるでしょう。

そこで役立てたいのが、『使うなら、どっち!? 不安 生活用品見極めガイド』(渡辺雄二著、サンクチュアリ出版)。

■使える製品・使ってはいけない製品

日常生活でよく使われている代表的な生活用品を取り上げ、「使うならどちらが適しているか」という判断をしている書籍。

危険度の高い、あるいは刺激性の強い成分を含んでいる製品を「こっちは、ダメ」、使っても害が出る心配がほとんどないものを「使うなら、こっち」と表示しているので、とてもわかりやすい内容です。

具体的に、どんなことが書かれているのか、「洗面・入浴」という項目から、「ハンドソープ」についての説明を引き出してみましょう。

■使っても無害なハンドソープはコレ

本来、手についたウイルスや病原菌は、水道水で充分に手をこすり洗すればほとんど除去できるもの。しかし、それだけでは不安を感じる人が多いせいか、ハンドソープが注目されています。

そんななか、ここでは『薬用せっけん ミューズ』と『アラウ 泡ハンドソープ』が比較されています。

『薬用せっけん ミューズ』(花王)には、旧・厚生省が、皮膚障害、アレルギー、がんなどを起こす可能性があるとしていたサリチル酸や赤202、黄203など、過去に「表示指定成分」であったものが含まれているとか。

ですから、これらを含む製品は避けた方がよいそうです。

また、『無添加 せっけん泡のハンドソープ』(ミヨシ石鹸)も、成分はカリ石ケン素地以外は水のみ。そのため刺激性が少なく、子どもにも安心して使わせることができるといいます。

対する『アラウ 泡ハンドソープ』(サラヤ)には、カリ石ケンの他に天然成分が多く含まれており、表示指定成分は1つも含まれていないそうです。

BG(ブチレングリコール)はアルコールの仲間で、刺激性が低いもの。そのため、表示指定成分には指定されていないということです。

■ハンドソープ内にある要注意な成分

『キレイキレイ 薬用泡ハンドソープ』(ライオン)も、皮膚障害、アレルギー、がんなどを引き起こす可能性のある安息香酸塩、赤401などが含まれているため危険。

このように、かなり具体的に、そして簡潔に「使っていいもの」と「使ってはいけないもの」が示されているので、実用性抜群。

その他、「洗剤」「消臭・防虫・殺虫」「生活雑貨」「くすり・サプリ」についても解説されているため、とても利用価値が高い一冊だといえます。

(文/印南敦史)

 

【参考】

渡辺雄二(2014)『使うなら、どっち!? 不安 生活用品見極めガイド』サンクチュアリ出版

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