8年で100億円企業を作ったギャルからの「3つのアドバイス」

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2015.06.10

suzie.20150610

“アメリカンドリーム”ということばがありますが、その典型といえるのが、『#GIRLBOSS(ガールボス) 万引きやゴミあさりをしていたギャルがたった8年で100億円企業を作り上げた話』(ソフィア・アモルーソ著、阿部寿美代訳)の著者。

なにしろ、ゴミ箱をあさっていた生活から、年商1億ドルの企業経営者になったのですから。

とはいえ、そのプロセスは計画的なものではなく、基本的には成り行き任せ。だからこそ、逆におもしろみを感じさせてくれるのです。

■「暇だったから」立ち上げたサイトが大ヒット!

まずは、16歳のときにはうつ病でADDと診断され、ハイスクールに通うことをやめる決心をしたこと。ここから、いろいろ歯車が狂い始めます。

さらに翌年には、両親の離婚をきっかけとして家を出て自活。西海岸をヒッチハイクして歩き回り、ゴミ箱あさりとケチな盗みの日々を続けたのだそうです。

そんな彼女が22歳で就職したのは、ヘルニアになり、医療保険に入る必要に迫られたため。しかし、やる気があったわけではありませんから暇で仕方なかったのだとか。

そこで暇をつぶすためにインターネットで遊んでいるうち、『ナスティ・ギャル・ヴィンテージ』というイーベイストアを立ち上げて古着の販売を開始することになったのです。

すると、意外にもこれが大ヒット。しかも、その規模は多くの人の想像をはるかに超えたものでした。

驚くべきことに、スタートから8年後の2014年には、従業員は350人に。年商1億ドルを超えるインターネット・ショップ『ナスティ・ギャル』の創立者兼CEO(最高経営責任者)、クリエイティブ・ディレクターになったというのです。

ロサンゼルスには5万平方フィートのオフィスを構え、他にもケンタッキーに配送センターと倉庫を構えているのだといいます。

■よくいるCEOと違って自分らしさ重視するタイプ

これだけ聞くと、「自分には関係のない、一握りの成功者の話」だとしか思えないかもしれません。また、ある意味でそれは間違いではないでしょう。

しかし本書を読んでいて感じるのは、著者がよくいるCEOタイプの人間とはまったく異なっているということです。

普通であることに価値を置かず、「他人とは違う成功への道を探したい」という思いが人一倍強いのです。

いいかえれば、「自分が自分であること」に重心を置いている。だからこそ、誰にでも当てはまる部分が随所にあるわけです。

■年商1億ドルのギャルCEOからの3つのアドバイス

そんな著者は読者に対し、「アドバイスが3つあります」と記しています。それは、(1)大人になってしまわないこと。(2)退屈な人間にならないこと。(3)男の言うことは気にしないこと。

この発言からも、なにかを感じることができる人は多いのではないでしょうか? アメリカンドリームだけれど、決して遠い話ではない。読んでみれば、そう実感できることでしょう。

(文/印南敦史)

 

【参考】

※ソフィア・アモルーソ(2015)『#GIRLBOSS(ガールボス) 万引きやゴミあさりをしていたギャルがたった8年で100億円企業を作り上げた話』CCDメディアハウス

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