人生を楽しめる考え方は「1010回目で当たりが出ればOK」?

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2015.06.16

suzie.20150616

『人生ドラクエ化マニュアル』(JUNZO著、ワニブックス)の冒頭には、次のような一節があります。

「『人生ドラクエ化マニュアル』は、あなたの人生をドラクエのような、血湧き肉躍る冒険ゲームに変えてしまう、非常に危険な書物である。」

危険かどうかは別としても、つまりは不安をワクワクドキドキに変換できるようになれば、人生を楽しめるようになるというポジティブ思考です。

第4章「人生のゲームルール ~ルールを味方につけ、ゲームを楽しめ!~」から、「1009回ダメでも1010回目で当たりを引けばOK」に焦点を当ててみましょう。

■人間世界のほとんどが偶然!

人間世界のほとんどが、偶然に決められるもの。たとえば現実世界で偶然に支配されているものとして、著者は以下を例に挙げています。

・自分の誕生日時(ゲームスタート日時)

・死亡日時(ゲームオーバー日時)

・属性(性別、容姿、能力、性格、嗜好、出生国、名前)

・他のプレイヤーとの出会い(親、兄弟、友だち、恋人、結婚相手、上司、部下など)

・発生イベント(常に偶然生成される。事前シナリオなし)

また、敵との戦闘の際も偶然の要素が大きく関わるといいます。

■いい目が出るまで降ればよい

そして、これらのうち、何度もサイコロを振って変更可能なのが、“他のプレイヤーとの出会い”、“発生イベント”、“敵との戦闘”。

でも、サイコロはいい目が出るまで何度でも振れるのに、実際には振りもしないで、あるいは数回しか振っていないにもかかわらず、「自分には運がない」とぼやく人も多いとか。

そこで活用したいのが、“無限回サイコロ振ってOKルール”です。

変更可のものは、当たりが出るまで何回でもサイコロを振ってもOK。そしてこのルールの活用法は、次のとおり。

・“自分の誕生日時”、“死亡日時”、“属性”は、いくら考えたところで変えられないもの。だから、これらには意識を向けない。

・思いついたことは、片っぱしからなんでもとりあえずやってみる(サイコロを振って、振って、振りまくる)

・一か八かのかけに何度でも挑戦する。

■1,010回目でチャンスをゲット

この考え方に基づいて成功したのが、ケンタッキーフライドチキンで有名なカーネル・サンダース氏だといいます。

彼が事業に失敗した62歳のとき、おいしいフライドチキンにレシピだけをもとに再スタートしたのは有名な話。

つまり、そのとき彼は無限回サイコロ振ってOKルールにのっとり、1,009社に対してフライドチキンのレシピを売るフランチャイズの話を持ちかけたわけです。

どこも耳を貸してくれなかったけれども、1,010社目が話に食いつき、それがケンタッキーフライドチキンのフランチャイズ展開につながった。

つまり、もし1,009社目でサイコロを振るのをやめていたら、いまのケンタッキーフライドチキンはなかったことになるということです。

このようにとてもユニークな内容ですが、だからこそ共感できる部分も多いのではないかと思います。

(文/印南敦史)

 

【参考】

※JUNZO(2015)『人生ドラクエ化マニュアル』ワニブックス

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