一流アスリートは脳も違う!一般人より82%も機能が速いと判明

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2015.06.21

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スポーツの試合を見ていると、興奮しますよね。「すごいプレーだな」というのはもちろん、「この選手と自分が同じ人間とは思えない」なんて感じたこともありませんか?

実は一流のアスリートになると、運動能力がズバ抜けているだけではありません。私たちとは、脳も大違いなのです! アメリカの情報サイト『New York Daily News』から、詳しくご紹介します。

■アスリートの脳の機能は一般人よりも速い!

イギリスの研究によると、一流のアスリートは、強いプレッシャーの中でも、脳の一部分が平均よりも82%速く機能することが判明しました。

一連の実験は、『ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン』とイギリスのタイヤメーカー『ダンロップタイヤ』によって行われました。

実験には、オートバイレーサーのジョン・マクギネス、世界的クライマーのレオ・ホールディン、レーシングドライバーのサム・バード。

あとは、ウイングスーツ飛行のプロであるアレクサンダー・ポリー、スケルトンのエイミー・ウィリアムズという計5人の一流アスリートが参加したそうです。

結果、一般の人に比べ、アスリートは身体的・精神的なプレッシャーを感じたときにかなり優れて機能したといいます。

試合を見ていても、超一流のアスリートたちは、プレッシャーのかかる場面、ここぞというところで力を発揮できている気がしますよね!

■アスリートは疲労状態でも能力を発揮できる

アスリート5人と、一般人5人は、精神的・身体的プレッシャーをかけられたのち、時間制限を設け、形やパターンを認識するテストを受けました。

トレーニングバイクなどで運動をし、極度の疲労状態でも、アスリートたちは一般の人より82%も速かったといいます。

特に43歳のジョン・マクギネスは、全くプレッシャーがないときよりも、身体的プレッシャーがあったときの方が速く、さらにテストで間違いもなかったといいます。

強いプレッシャーにさらされながらも、うまく対処できるのはさすがですね!

全体として、一流のアスリートたちは、疲れ切っている状態でも個々の能力が10%向上したといいます。一方で、一般の人たちは60%も低下する結果となりました。

さらに視覚的刺激に反応しながら、どのように気を散らすものに対処するかを測ったテストでは、アスリートが一般の人より3倍も良い結果を出したそうです。

アスリートの神経系が優れているのは、遺伝なのか、それとも練習を通して得たものなのかは明らかになっていません。

しかし、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンのヴィンセント・ウォルシュ教授は「これらのスキルは、間違いなく向上させることができます」と述べています。

さまざまなプレッシャーの中で試合をする一流のアスリートたちは、やはりスゴイですね。こういったデータを知ると、ますます尊敬しますよね!

(文/椎名恵麻)

 

【参考】

Brains of elite athletes are 82% faster than average people’s: study-New York Daily News

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