スカイツリーの4分の1も安い!東京タワーの切なすぎる誕生秘話

  • LINEで送る
2015.06.22

shutterstock_109365707

お金がないと、色々と困りますよね。とくに建築物の場合、勝手に減らされると影響が大きいです。そんな実例のひとつが、東京タワー。

そう、あの浜松町にそびえ立つ日本を代表する東京タワーです。

実は東京タワーはお金がないばっかりに、当初の建設予定よりも50メートル近く低く安く建設されたことをご存知ですか?

きょうは、東京タワーの世知辛い誕生秘話について詳しくお伝えしましょう。

■東京タワーは元々380メートルのはずだった

昭和32年のことです。テレビ局が続々と開局し、電波塔を建てようということになりました。

ただ建てるだけでなく。当時、世界一だったエッフェル塔(高さ324メートル)より大きいものを作ろうとし、当初の計画は380メートルでした。

しかし、困ったことが起きました。

そう、お金です。資金難に陥り、高さ故の電波の乱れなども懸念され、約50メートルも低くされてしまいました。それが、現在の333メートルです。

よく見ると東京タワーは、下の方がなんか広がっていると思いませんか? あれは、もともと380メートルに耐えられるように下をしっかり設計した名残なのです。

■東京タワーの総工費はハリウッド映画1本分

東京タワーの建設期間は1年3ヶ月。総工費は当時の金額で30億円でした。これは、現在の150億円程度にあたります。150億円はだいたいハリウッド大作映画1本と同じくらいの金額か、それ以下。

たとえば、7月公開のアーノルド・シュワルツェネッガー主演のターミネーター・シリーズ最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は、撮影1年3ヶ月、制作費200億円です。

スカイツリーは高さ634メートルで、総工費約650億円です。だいたい1メートルあたり1億円という感じでしょうか。

こちらだと東京タワーの4.3倍で、ハリウッド映画3~4本分です。東京タワーがハリウッド映画1本。スカイツリーがハリウッド映画3~4本。こんな感じになっています。

今度の週末、東京タワーとスカイツリーの両方に行ってみて、違いを比べてみるのはいかがでしょうか? 「やっぱりお金は大事だ」とお金のありがたみを実感できるはずですよ!

(文/シール坊)

関連記事