4人に1人のビジネスパーソンが「不要」と考えるメールの挨拶文

  • LINEで送る
2015.06.27

shutterstock_204243724

新社会人になってすぐ、「社外の人へは“お世話になっております”を使い、社内へは“お疲れさまです”を使いましょう」と、先輩や上司から教わった人は多いと思います。

また、メールの冒頭に「◯◯さま お世話になっております」と書くのは、仕事でパソコンメールを使用する人の暗黙の了解ともいえるでしょう。

そこで今回は、全国に住む30代男女のビジネスパーソン300名に「メールの“お世話になっております”は必要だと思いますか?」というアンケートをしてみました。

結果は「必要」が75%、「不要」が25%。優勢となった“必要派”の男女内訳は男性が66%、女性が84%でした。では、なぜ必要だと思うのか、具体的な理由をご紹介します。

■「お世話になっております」が必要な理由

(1)挨拶として便利だから

この定型句を好き好んで使っているというよりは、「便利だから」という意見が多数でした。

「書き出しの定型句としては便利だからあってもよい」(39歳/男性)

「いきなり本文に入るより前置きがあった方がいい」(38歳/男性)

「本文の最初の挨拶として、重要かつ必要なセンテンスだと思います」(31歳/男性)

「メールはただでさえそっけなく感じるので、いきなり本文から始まるのは印象があまりよくない」(32歳/男性)

「お世話になっているんだから当然」(31歳/男性)

「親しい仲にも礼儀あり」(36歳/男性)

「季節の挨拶は大げさだし、日常の挨拶は読まれる時間がいつかわからないので使ってしまう」(36歳/女性)

たしかに、メールの書き出しには便利ですよね。

(2)他の言葉がないから

また、「他の書き出しがあれば使ってみたいけれど、適当な言葉もないので……」という消極的な“必要派”の意見も。

「社交辞令」(36歳/男性)

「ないと書き出しにくい」(37歳/男性)

「最初は違和感ありましたが、それに代わる挨拶や言葉がないから」(38歳/女性)

「お決まりで楽だから。拝啓…とか書き方がわからない」(34歳/女性)

「とりあえず書いておけば安心。何の挨拶もなしに本題に入るのはちょっと気が引けるし、他に書けと言われても、そっちの方が困る」(33歳/女性)

なるほど、送る相手によってはそうなるかもしれません。

■「お世話になっております」はなしでOK?

一方、「不要派」は使うのもわずらわしい、といった様子です。

「意味がない」(38歳/男性)

「メールは簡易連絡用だと思っているので不要」(37歳/男性)

「メールが長くなる」(39歳/女性)

「みんなでなくせば書くのが楽になるのに、と思う」(34歳/男性)

「決まり文句で、読んでも特にありがたみがない」(32歳/男性)

75%の人が「必要」と思いながらも、もし代わりの言葉があればすぐにでも他の定型挨拶文に切り替えそうな感じもあります。

「お世話になっております」という言葉にあまり重要な意味合いを持たせていない人が多いということでしょう。

メールを書き始めるときに「お世話になっております」以外の、いま一番相手にふさわしい言葉を選んで挨拶文を書けるようになると、気の利いたオトナという気がしますね。

少し考えるだけでメールの印象が大きく変わるはずですので、試してみては?

(文/中田蜜柑)

 

【調査概要】

調査方法:インターネットリサーチ『リサーチプラス』

調査期間:2015年6月3日(水)

調査対象:全国30代の男女300名

関連記事