日本人は頼みごとが苦手?2人に1人が仕事を抱え込んだ経験アリ

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2015.07.01

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経験を積み、なんでもこなせるようになる30代はまさに働き盛り。仕事がおもしろくなると同時に、上司や先輩からの信頼も厚くなり、やりがいを実感する人も多いのでは?

とはいえ、1日は24時間。デートはしたいし、遊びたいし……。プライベートな時間も充実させたいですよね。

そんな30代の男女300人に「ひとりで仕事を抱え込んだことはありますか?」と質問したところ、男女ともに半数の人が「ある」と回答してくれました。

そんなピンチをどうやって乗り越えたのでしょうか? 詳しく見ていきましょう。

■仕事を抱えたら「根性でがんばる」が多数派!

ひとりで仕事を抱えたときの対処法に、男女差はほとんど見られないようです。

もっとも多かったのが、根性派タイプ。男女ともに35%の人たちが、「とにかく気合いで」「とにかく黙々と」がんばったと教えてくれました。

さらには、残業、休日出勤、徹夜もいとわず、とにかくやり終えたというツワモノが、男性で16%、女性では20%も。責任感の強さに、ただただ敬服するばかりです。

「同僚や周囲の人に手伝ってもらう」という選択ももちろんあります。女性は22%が助けを求めたのに対し、男性は10%未満。

「上司やリーダーに相談した」という解決策を選んだ人も、女性が10%に対し、男性はわずか5%。

男性は「ほかの人がやると遅いし、クオリティが低くなる」というコメントが象徴するように、任せきれない傾向が、女性よりも少しばかり強いといえそうです。

なかには、「個人営業の仕事なので、ひとりで解決する以外に方法はない」という人も。そして、仕事を抱え込んだ結果、「仕事を辞めた」という人もいました。

■誰かに仕事を任せられないのは性格が原因?

ひとりでがむしゃらに頑張る人がいる一方、仕事を抱え込んだ経験のない人も半数います。その差はなんなのでしょうか? 仕事を抱え込まない人たちは、どうしているのでしょうか。気になりませんか?

彼らは、「抱えずに吐き出す」「さっさと上司に相談する」「初めからみんなで分担する」「一人でできないと判断した場合、取り返しがつかなくなる前に上司に相談する」「無理と思ったら、引き受けないか、誰かにふる」というコメントを寄せてくれました。

どうやら仕事を抱え込まない人は、最初から「仕事は抱え込まない」と決めている人が多いようです。

■仕事をひとりで抱え込まないようにする方法

とはいえ、「他人に任せられない性格なので、どれだけかかってもひとりでやってしまう」という発言に代表されるように、抱え込む人は、そういう性分なんですよね。

誰かに頼むのが苦手な人に、「頼みなさい」と強要するのは酷というもの。そもそも大勢が集まって組織を形成しているのですから、頼み下手な人がいても不思議ではありません。

「基本、ひとりで抱え込むような体制になっていない」というコメントのように、会社の決まりやシステムとして決め事をつくっておくというのも、ひとりに仕事を集中させないためにはいい方法かもしれません。

けれど、そんな合理的な考え方をする上司ばかりとは限りませんよね。

「上司から依頼されたとき、“残業時間が増えてもいいのであればやりますけど”と伝えると、大概は他の人に依頼する」と、回避法を教えてくれた人もいました。

無理な仕事であればあるほど、しかも心身に支障をきたすような無茶な仕事であればなおさら、断る勇気も必要です。

もちろん適度なストレスはモチベーションになり、「できた!」という達成感は、自信を育む大切な要素です。けれど、心身が悲鳴を上げるようながんばりは禁物です。

自分がもし「無理をしてしまう、がんばさん」であることを自覚しているなら、「ここまで」という上限を決めておきましょう。そして、上手に息抜きをしてくださいね。

(文/山本裕美)

 

【調査概要】

調査方法:インターネットリサーチ『リサーチプラス』

調査期間:2015年6月3日(水)

調査対象:全国30代の男女300名

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