やがてハワイは近所に?実は毎年8cmも日本に近づいている理由

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2015.07.03

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夏休みの旅行先ランキングで、毎年1位を独占しているハワイ。海外リゾート地として人気のスポットですよね。この夏に訪れるという方も多いのではないでしょうか。

そんなハワイですが、実は毎年8センチずつ日本に近づいてきているのです。その理由をご説明しましょう。

■地球は生き物だから動くこともある!

そもそも地球は、全体的に熱を帯びています。地下1キロも掘り進めば、すぐに50度を超してしまうほど。

下へ行くとさらに熱くなり、やがて現れる下部マントル部は約600~2,000度。中心付近の地球の核は約3,000~5,000度にもなります。

地球全体の97%にあたる部分は1,000度以上といわれ、つまり基本的に地球はホットな星なのです。

ただし、私たち人類が住んでいる地表だけは外に接しているため冷えており、地表の平均温度は10度程度。そこに、常夏のハワイから凍りつく南極・北極までが収まっているわけです。

いわば私たちが住んでいる大陸や島は、ヤカンのふたのようなもの。ふた自体は固いけれど内部がグツグツ煮え立っているので、カタカタと動いたり地震のような現象が起きたりするわけです。

つまり、動いているということ。そして観測の結果、そこに規則性が発見され、ハワイが毎年8センチ程度、日本に近づいてきていることがわかったのです。

わずかな距離ですが、ハワイの方から日本へ近づいているとは、なんだかかわいいですね。

■8,000万年後にハワイは日本とお隣同士

日本からハワイの距離は約6,600キロメートル。つまり毎年8センチずつ近づいているとすると、約8,000万年後にはハワイと日本はお隣同士になります。

よく、干潮時に徒歩で渡れる島のことが話題になりますが、そんな感じで日本からハワイへ徒歩で行ける日が来るかも知れません。

もっとも厳密にいうと、そのときハワイは日本海溝に引き込まれる(海中に沈没)のだとか。“元ハワイ”の上に日本が乗っかるような状態になるわけです。

8,000万年後といわれてもなかなか想像できませんが、ちょうど逆の8,000万年前は恐竜全盛の時代でした。

将来、同じだけの時間が流れると、そんなことが起きるというのです。どのみち8,000万年も待てませんが、いずれにしてもハワイには自分から行きたいものですね。

(文/シール坊)

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