大切な休日が出勤日になってしまったら、ガッカリしませんか?
そこで今回は、男女300人に「休日出勤は許せますか?」と質問してみました。すると、男女比もほぼ同率の約73%が「許せる」と回答! 意外な結果になりました。
アンケートのコメントからわかった許せる派の本音、一緒に見ていきましょう。
■休日出勤が何回でも許せる理由
許せる派の人に、「月に何回までなら許せますか?」と質問してみたところ、トップ5は以下の結果になりました。
[1位]:1回
[2位]:2回
[3位]:何回でも
[4位]:3回
[5位]:4回
1位1回、2位2回ときて、3位は3回かと思いきや、まさかの「何回でも」。思わずつっこみたくなりますが、コメントを詳しくみてみると、
「月1が限度。仕事の日と休みの日ははっきり分けたいから」(1回派)
「2週間休みなしで働くのもきついのに、3週連続なんて無理」(2回派)
「月に1回は週休2日が欲しいから」(3回派)
「4日程度。最低週1回は休みたい」(4回派)
そして注目の「何回でも」のコメントは
「何日でも可能。仕事があることは幸せなことだし、収入にもつながるのでぜひしたい」
「手当てをくれるなら何回でも」
「何日でもかまわない。そのかわり代休はとる」
やはり、思いっきり条件つきです。1回しか許せない人も何回でも許せる人も、共通するのは、「無条件では許せませんよ!」ということです。
なかには、「いたしかたない……」と菩薩のような心で無償奉仕を余儀なくしている人もいます。しかし、たいがいの人は、休日手当と代休が保障されていなければ、とたんに許さない派に転じてしまうのです。
■みんなの休日出勤の不満あるある
なかなか断れない休日出勤。コメント欄には苦労や不満の声が多く寄せられました。
「休日出勤してしまうと、翌週に疲れを持ち越してしまい効率的ではない」
「休みだと思っていたのに、急に仕事になるとモチベーションが下がる」
「休日出勤が多いと楽しみがなくなります」
「家族から白い目で見られます」
「予約していたイベントに行けなくなった」
「家事がたまって苦労した」
「プライベートな用事がたまり、忙しさが重なる」
肉体的にも精神的にもまいってしまう様子がわかります。
アンケートでは「何回でも」が3位になっていますが、現実的に考えると月に4回を超えるとアウトなのではないでしょうか?
結局、やる気も効率も下がってしまうなら、会社のためにもなっていないような気がしますが、出れといわれれば出るしかないのが悲しいところですよね。
せめて、自分の遅れのせいで休日出勤にならないように、普段から仕事をため込まないようにしておきたいですね。
また、普段から周りと仕事や情報を共有し、平日にフォローし合える環境をつくることも大切です。
いたしかたなく休日出勤することになってしまった場合は、きちんと代休をもらって、心身ともにリフレッシュしましょう。
自分に合ったストレス解消法を見つけておくといいですね。
(文/猫野うた)
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ『リサーチプラス』
調査期間:2015年6月3日(水)
調査対象:全国30代の男女300名