20世紀の奇跡「マザー・テレサが残した」元気が出る3つの言葉

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2015.07.05

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毎日一生懸命生きているのに、人間関係が複雑だったり、うまくいかなかったりすることもありますよね。

先日、そんなモヤモヤした気持ちを抱えながら、いつものように本屋さんを見て回っていると、こんなメッセージが目に飛び込んできました。「私を幸福にするのは、私だけ」。「愛はどこにある」。

『幸せになる勇気 超訳マザー・テレサ』(もりたまみ著、泰文堂)という本でした。

書名のとおり、20世紀の「愛の奇跡」ともいわれるマザー・テレサが生み出した“愛・行動・幸福・心・人生・未来”に関する言葉の数々が、解説とともに紹介されている一冊。

68種の言葉とエッセンスのなかから、筆者が特に印象に残った3つをご紹介します。

■1:「気にすることなく、やり遂げなさい。神様は私たちに、成功してほしいなんて思っていません。ただ、挑戦することを望んでいるだけよ」

マザー・テレサほど挑戦者だったシスターは、かつていなかったかもしれません。有名になってからのマザー・テレサしか私たちは知りませんが、最初は文字どおり「たったひとりからの挑戦」でした。

恵まれた環境を捨て「貧しい人のために尽くす」と決めたテレサはたったひとりでスラムに住み着き、活動を始めます。そして最初は、貧しい子どもたちのための学校を開きました。

もちろん予算などはなく、学校の場所はなんと「近所の大きな樹木の根元」。地面に枝で字を書き、黒板代わりにしたそうです。

■2:「いま、この瞬間を幸せでいましょう」

しかしテレサの人生は、決して順調だったわけではありません。

活動を始めた当初は「キリスト教を子どもたちに強制している」といわれ、付近の大人たちから道でツバを吐かれるような経験もしました。

そんな状況のなかでもテレサは「もっとも貧しい人のために尽くす。それもいますぐ」と決め行動に移しました。

日本でも少し前に「いつやるの? いまでしょ」というフレーズが流行しましたが、本当に大切なことは「いますぐ」始めるべきなのです。

最初は小さな一歩かもしれませんが「0歩」と「一歩」とは大きな違いがあります。そして、自分の道を歩み始めたときに、人は「幸せ」を感じるもの。

■3:「人は利己的な生きものです。それでも気にすることなく、人を愛しなさい。私たちに必要なのは、他の人をもっと愛し始めることなのです。なにをするかが問題ではなく、どれほどの愛をそこへ注ぎ込むことができるか、それが大事なのです」

マザー・テレサほど「人間は利己的な生きものにもなりうる」ということを知っていた人間はいなかったかもしれません。

だからこそ「愛の価値」を身をもって実践し、世界中に広めたのです。

何度が日本にも来ていますが「インドに行ってあなた(テレサ)のもとで活動したい」という人には、「いまいる場所で愛を示しなさい。まず家族、そしてあなたのまわりにいる人を大事にしてください」と話していました。

どれほど「人を愛せるか」。相手を大事にできるか。それは状況などでなく、心が決めることです。ぜひあなたの生活を愛であふれさせてください。

「私を幸福にするのは、私だけ」「自分の人生は自分で決められる」。そんなマザー・テレサの思いが伝わってきました。

280ページほどある本のなかに、ぎっしりとテレサの愛と言葉がつまっていました。ちょっと元気がないときに何度でも読みたい本『幸せになる勇気 超訳マザー・テレサ』のご紹介でした。

(文/シール坊)

 

【参考】

もりたまみ(2015)『幸せになる勇気 超訳マザー・テレサ』泰文堂

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