なぜ七夕は7月7日に?実は「あの数字」が大きく影響していた!

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2015.07.07

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きょう7月7日は七夕ですね。恋人同士である織姫(こと座のベガ)と彦星(わし座のアルタイル)が1年に1回逢える日として有名ですが、なぜ7月7日なのでしょう?

実は、七夕がお祭りになったのは、数字の影響だという説が有力です。

私たち日本人は、お祝いごとに奇数を好みます。これは、奇数がめでたいという中国の思想(陰陽道)に端を発したもの。

事実、結婚式の祝儀でもお年玉でも金額を1万円、3万円、5万円と奇数にすることが多いですよね。無意識のうちに偶数より奇数を選ぶのは、かつての名残なのです。

■七夕祭りが7月7日な理由

それは暦にも現れています。1月1日がお正月、3月3日が雛祭り、5月5日が端午の節句、7月7日が七夕、そして9月9日が重陽の節句(長寿を祝うお祭りの日)なのです。11月11日はありませんが。

こうして見ると、決して七夕だけが単独で存在しているわけではないことがわかります。対して2月2日、4月4日、6月6日など、偶数の月にはお祭りはありません。唯一の例外は、かつて体育の日だった10月10日でしょうか。

つまり七夕は、まず最初に7月7日という祭りの日時が決まっていて、中国に古くからあった織姫と彦星の恋愛話をあとからくっつけたともいえます。

また、星織姫と彦星、そして白鳥座のデネブを結んだものが「夏の大三角形」といわれ、夏の星座の代表のようになっています。

数字が決めたともいえる七夕。意外な感じがしますが、祭りの日などは、こうした日時が大事なので、数字が大きく影響しているわけです。

■織姫と彦星は逢えない?

ところで織姫と彦星は、16光年も離れています。つまり光の速度でも16年かかるので、実際には「晴れたら逢える」というわけではないというのがホントのところです。

(1)七夕が7月7日なのは、奇数月:奇数日の並びの一貫。(2)織姫と彦星は16光年離れているので、実はあまり関係ない。(3)日時が最初に決まっていて、あとからくっつけた話の可能性が大。

ロマンチックな七夕からも、数字で見ると別の側面が浮かび上がってきますね。これだから数字はおもしろい!

(文/シール坊)

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