老後のお金がなくなる!30代が陥りやすい「お金の失敗」11個

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2015.07.15

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老後に必要な資金は3,000万円ともいわれる時代、年金制度のほころびもどんどん明らかになり、若いうちから老後資金について考える人が増えてきています。

しかし30代は結婚し、子どもを持ち、家や車を買うなど、出費もかさむもの。そんななかで老後資金づくりにまで手が回りません。

そんなとき、「こんな行動はNG」という指針があると助かりますよね。

そこで今回は、経済に関するトピックを紹介するサイト『Business Insider』が2人のファイナンシャルプランナーに取材した“30代が陥りやすいお金の失敗”をご紹介。ゆとりある老後を送りたいと思ったら、こんな行動はNGです!

■1:必要以上の金額を個人年金に回す

先々への備えも必要ですが、大切なのはその内訳。30代は大きな支出が目白押しですし、けがや病気など不測の事態への備えも必要です。たまの家族旅行などの支出にも対応できるよう、手元の貯蓄も増やしましょう。

■2:自分の老後資金よりも子供の教育資金を優先させる

子どもの教育費は大切。でも老後資金を教育費に回していると、老後に資金が底をついたとき子どもが補てんすることになり、教育ローンより高くつくことに……。

実は、自分自身の老後資金への備えは教育費よりも優先すべきものなのです。

■3:生命保険・医療保険に入っていない

とはいえ、民間の生命保険、医療保険に加入しておくことも重要です。保険が生きてくるのは40代や50代、あるいはそれ以降。

30代ではまだ危機感が薄いですが、軽視しているとあとで痛い目に遭うことも。

■4:所得保障保険に加入していない

日本には失業保険や国民年金の障害給付・遺族給付などの制度がありますが、働けなくなった場合の収入源についても考えを巡らせておくのは大切なこと。

将来の備えや「もしも」にきちんと向き合うのが、30代の責任です。

■5:パートナーとお金の話をしていない

お金の話をするのは難しいことですが、結婚を前に一度お互いの金銭的な状況や希望ときちんと向き合いましょう。

結婚後、お金に対する価値観の違いからすれ違いが生じることも防げます。

■6:結婚式にお金をかけすぎる

日本でもアメリカでも、結婚費用の相場は平均300万円以上。しかしプランを練り、必要なポイントを絞れば100万円以下で満足のいく結婚式を挙げることは可能です。

もし盛大な式をしたいなら、早い段階から結婚資金として貯蓄していきましょう。

■7:第一子にお金をかけすぎる

待望の第一子には、お金をかけたくなってしまうもの。しかし初めての子育てには予想外の出費がたくさん。

ベビー用品にお金を必要以上にかけてしまうと、あとあと後悔します。初めてのときは、財布のひもを締め気味にするくらいでちょうどいいのです。

■8:車にお金をかけすぎる

さまざまなことにお金のかかる30代、車のローンも馬鹿にはなりません。10年で買い替えるとしたら、ローンは少なくとも最初の5年で終わるように設定しましょう。

そうすれば、車のローンが終わった後の5年は貯蓄を別のことに回せます。

■9:将来の見通しなく大学院に行く

MBAを初めとした大学院進学は、キャリア形成にどう役立てるか具体的なイメージを持っていることが大前提。

そうでないのであれば、働きながら通うという選択肢も検討してみる必要があります。

■10:「働くのは今月の生活費のため」と思っている

一般的に、働き盛りは30代後半から40代前半。30代前半で仕事を探す場合は、働き盛りのその時期にさらに収入が増えるかどうかを指針にすべき。

場当たり的な働き方を続けていると、老いてから不安を抱えることになってしまいます。

■11:「将来はもっとお金が稼げるはず」と思っている

人生、楽観も必要です。しかし、お金に関しては楽観しすぎが自分の首をしめることになります。将来のお金のことは少しシビアに考える癖をつけましょう。

30代にとってまず必要なのは、老後資金の貯蓄をスタートさせることなんですね。

そのためには、残った分を貯蓄に回すのではなく、続けられそうな金額を設定して毎月の収入から先取り貯蓄し、“残った分で生活する”に発想を転換しましょう。

そうすれば、自ずと生活レベルを押さえ、貯蓄を増やすことができます。

ゆとりある老後のため、30代からできることはたくさんあります。前向きに資金づくりを進めていきましょう。

(文/よりみちこ)

 

【参考】

The 11 worst money mistakes to make in your 30s―Business Insider

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