老化スピードには個人差が!毎年「1歳年をとる人」はひと握り?

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2015.07.22

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「実年齢よりもとても若く見える! ○○歳なんて信じられない!」

女性を褒める時の定番の決まり文句ですが、いわれたことはありますか? こうした場合、見た目だけでなく、本当にからだの年齢が実際の年齢より若いのだということが、最新の調査によって明らかになりました。

なんと、全員が平等に年をとっているわけではないというのです。

一部の人々は、他人よりも3倍も早く年をとることもあるそうです。若い人とそうでない人、その差はなんなのでしょうか?

今回は『TEHTIMES』の記事を参考に、老化スピードの個人差についてまとめました。

■老化には最大で30歳分もの差がある

国際的な研究チームが、1972年から1973年にニュージーランドで出生した1000人の男女を対象として、加齢による老化現象や効果について検証しました。

2011年、彼らが38歳のときの体内器官の老化度合いを調べたところ、体内環境の年齢は、若い人では30歳、年老いた人では60歳になっているという事実が判明したのです。

器官、免疫系、心臓の健康状態、染色体などあらゆる要素を調べた結果で、この衝撃的な研究結果は、米国科学アカデミー紀要で発表されました。

■体内環境が若い人は見た目年齢も若い

「外見が老けていく人は、体内環境でも老いるスピードが速いという相関関係がある」と、デューク大学の医学教授であるダニエル・ベルスキー氏は述べています。しかし、なぜこんなにも大きな個人差があるのでしょう。

一部の人々の老化スピードが他の人にくらべてなぜ速いのか、研究者たちの答えが出なかった時代もありました。しかしベルスキー氏によると、新たに別の研究結果が発表されているそうです。

■老化は遺伝・ストレス・食習慣が要因

「人々が老化の研究で考える要因は3つあげられます。ひとつ目は純粋な遺伝です。ふたつ目は若年期における慢性的なストレスや精神的外傷です。そしてみっつ目は、食生活や運動などのライフスタイルの影響です」と、ベルスキー氏は説明します。

現在これらの要因を考慮することで、老化を遅らせる方法が研究されています。

治療法として確立されるには長い時間がかかりそうですが、個人で気をつけることはできそうです。若さと健康を保つために、老化の要因に注意してみましょう。

(文/和州太郎)

 

【参考】

Not Everyone Ages At The Same Rate, And the Difference Can Be Dramatic, Study Finds-TECHTIMES

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