ねずみは50万匹!世界で最も古い「ロンドン地下鉄」8つの雑学

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2015.07.27

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バーバリーやポールスミスなど、イギリスのファッションブランドが大好きな人は、イギリスに憧れを抱いてしまうのではないでしょうか。

ロンドン周辺であれば、東京のように大きいわけではないので、地下鉄でいろいろな場所を訪問することが可能です。

たとえば有名な植物園の「キューガーデン」には、地下鉄を使えば、ロンドン中心部から約40分で行けちゃいます。

1863年開業と歴史が長いだけあって、ロンドン地下鉄にはエピソードが満載!

ということで、イギリス旅行の前に知っておきたいロンドン地下鉄の雑学をお送りします!

■1:ロンドン地下鉄は世界で最も古い地下鉄

ロンドン地下鉄は世界最古の地下鉄で、昔は蒸気機関車が牽引していました。

開業時に走っていたのは、メトロポリタン線のパディントン駅からファリンドン駅(当時の名称はファリンドン・ストリート駅)の7駅、約6キロメートル。

この路線は現在も、メトロポリタン線、ハマースミス&シティ線、サークル線が走っています。

■2:ロンドン地下鉄にねずみが50万匹もいる

ホームで電車を待っていると、チョロチョロと線路付近をうごめく小さな姿をたまに目撃します。よく見ると、ねずみ!

ロンドン地下鉄でねずみに遭遇することは珍しくありません。それもそのはず、地下鉄内に住み着いているねずみの数は、50万匹にもなるというのです。

■3:オールドウィッチ駅が『トゥームレイダー3』の舞台に

ゲーム『トゥームレイダー3』のとあるレベルでは地下鉄のなかをララ・クロフトが走り回りますが、あれはロンドン地下鉄で使用されなくなったオールドウィッチ駅です。この他にもBBCの大ヒットドラマ『Sherlock』でもこの駅が使われています。

■4:ロンドン地下鉄で自殺する人は年間50人

ロンドン地下鉄で自殺する人は、年間50人だそうです。

日本の関東地域での鉄道自殺者は333人(2014年)、パリの地下鉄では181人(2008年)なので、ロンドンは比較的少ないようです。

ちなみにロンドン地下鉄で自殺する人が一番多い時間帯は、午前11時。

■5:防犯対策のクラシック音楽で窃盗が33%減少

現在ロンドン地下鉄では、一部路線の一部の駅でクラシック音楽が流されています。

これは、2003年当事に社会問題になっていた、駅構内で若者が行っていた窃盗や暴行などの犯罪の削減を目指してディストリクト線のエルム・パーク駅が導入したことがはじまり。

当時は運転手がこの駅に停車するのを恐れるほどの荒れようだったのですが、導入して1年半後には、窃盗33%減、スタッフへの暴行25%減、落書き37%減となりました。

犯罪を減らす一方で、乗客からの評判は、クラシック音楽が流れていることでハッピーな気分になり、ストレスが緩和され、リラックスできると上々。この結果を受け、音楽を流す対象駅は40駅に、その後さらに65駅に拡大されました。

■6:戦時中は大英博物館のお宝を保管していた

第二次世界大戦中は、ピカデリー線の一部が閉鎖されました。

その間、その地下鉄空間には、大英博物館に収蔵されていた大切なお宝が移動され、戦火を受けないように保管されていました。また、この路線は1940年9月以降、防空壕としても使用されました。

ちなみに、第二次世界大戦中は、地下鉄内に寝泊まりしている人たちのために、支援物資を運ぶ特別車両が運行。7トンの食料と908.5リットルの紅茶とココアを毎日届けました。紅茶とココアというのがイギリスらしいですね。

■7:ロンドン地下鉄の距離の長さは世界3位!

ロンドン地下鉄は、世界最古なだけではありません。

世界で3番目に大きい(距離が長い)地下鉄でもあるのです。ちなみに1位は北京地下鉄、2位は上海地下鉄だそう。また乗降客数の多さでは、ヨーロッパの地下鉄の中で、1位モスクワ、2位パリに続く3位です。

■8:ロンドン地下鉄は2015年9月から24時間運行に

現在ロンドン地下鉄は、12月31日から1月1日のニューイヤーを祝うときのみ、24時間運行をしています。2012年のロンドン・オリンピック時の開会式と閉会式など、特別なイベントの際には24時間運行にしたこともありました。

しかし今年9月から、とうとう一部路線で24時間運行を開始します。ナイト・チューブとして、金曜日と土曜日のみ、ジュビリー線、ビクトリア線、セントラル線、ノーザン線、ピカデリー線の5路線で24時間、電車が走ります。

ロンドンを旅するなら、気候がよくて晴れの確率も高い夏がいちばんオススメです!

地下鉄を駆使してロンドンの街をすみからすみまで回りつつ、雑学を思い出して「ここが防空壕だったのか~」など、ロンドン地下鉄152年の歴史を感じてみてくださいね!

(文/松丸さとみ)

 

【参考】

London Underground:150 fascinating Tube facts-The Telegraph

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