毎年100時間も浪費!無駄な買い物で失うお金と時間が明らかに

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2015.07.28

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クーポンやセールがあると、ついつい買い物をしてしまう。そんな人はいませんか?

心当たりがあるかた、その習慣は節約の邪魔になっているかもしれません。

より安く買うことは解決策ではなく、もし本当に節約したいなら、買い物をしないことこそが1番の節約になるのです。

今回は『Forbes』の記事を参考に、買い物や出費の意外な事実についてまとめました。

■意識しないと“お金を使わない日”はない

私たちは、無意識に毎日お金を使っています。

「今日はお金を使わない日」と意識しなければ、お金を使わずに生活することはほぼないでしょう。

毎日さまざまなセール、お買い得品、おすすめ商品の広告に躍らされ、知らず知らずのうちに購買行動をしてしまっているのです。

たとえば洋服。アメリカのアパレル市場でいえば、その市場は120億ドルものビジネス規模に相当します。

労働統計局によれば、平均的なアメリカの一家族は毎年、服に約1700ドルを使っています。それは家族全体の支出の3.5%を占める程度なので、一般家庭では気にも止めない金額でしょう。

ただ、重要なのはそのお金が本当は「無駄」なものかもしれない、ということです。

実際はほとんど着ない洋服、不必要な洋服である可能性が大いにあるのです。

いま一度自分のクローゼットを見なおしてみれば、長い間着ていない服が数着は見つかるはずです。

また、昔と現代でも、洋服の所持数に差があります。

1930年代のアメリカ女性の平均洋服所持数は9着でしたが、いまは30着です。豊富な物や洋服に囲まれて、本当に必要なものを見極める能力が、私たちには欠けてしまったのかもしれません。

■余計な物を買えば余計なスペースも生む!

平均的な英国女性のクローゼットのなかには、22もの新品に近いアイテムが収納されています。

デイリーで頻繁に着ているもの以外は、タンスの肥やしになっていくだけ。

着なくても、所持している限り、収納するスペースが必要ですよね。

そのためにより広い収納のある家に引っ越したり、家を建てたりするなんて本末転倒もいいところ。

もともと不要な洋服や物を所持していなければ、スペースの問題も生まれないのです。

物にあふれた現代社会では、家に置いておきたいものは増えるばかり。家具、装飾品、おもちゃや電子機器なども含めれば、さらに広いスペースが必要になります。

一度、本当に必要なものだけを精査してみてはいかがでしょうか。

アメリカでは、合計23億平方フィートに膨れ上がった「所有しておきたい物」の保管場所のために、人々は毎年240億ドルを払っているといわれています。

それがビジネスとして成り立っている以上は簡単に「なくなるべき」とはいえませんが、不要な物に不要なスペースを与え、不要なお金を払うのは無駄だとは思いませんか?

食べ物に消費期限があるように、物も永遠に使えるわけではありません。

一般ゴミとしてゴミ収集所に出して終わりの商品もあれば、捨てるにもお金をかけなければならない場合もあります。

所有した以上、その物の「終わり」まで見届ける責任があるのです。

1度出費したら、出費は重なっていくと考えるべきでしょう。

■余計な買い物は貴重な時間も奪われる

数年前、市場調査会社の「OnePoll」が2,000人の女性を調査したところ、女性は洋服が目的のショッピングに毎年100時間以上を費やしていることがわかりました。

買うことが直接の目的ではないウィンドウショッピングにも、50時間かけていたのです。

見れば見るほど、手にとってみたくなりますし、実際に購入したくなりますよね。

そしてショッピングに時間をかければかけるほど、休憩を挟みたくなるもの。カフェに立ち寄ったりすれば、そこでさらにまたお金を使っています。

毎日なにかを「買う」ことが当然となってしまっている人々の無意識の行動が、この結果に関係しているのです。

■物は維持するときも時間が奪われる

洋服は綺麗に保つためには洗濯、アイロンなどのメンテナンスが必要です。家具やアンティーク製品なども掃除は必須。なにかしらの物を所有した時点の状態を保ちたいと思うなら、さらに自分の時間が奪われることは覚悟するべきです。

子どもたちと過ごす時間が充分ではないと思っている父親が46%、母親が23%いるアメリカ。

このような無駄な時間に、貴重な自分の時間を使ってしまうのは果たして正しいのでしょうか。なにが大事なのか、考えなおすべきです。

いま手にとろうとしている商品は、家に帰ったらどこにしまわれるでしょうか。

冷蔵庫? キッチン? クローゼット? 倉庫?

それらは本当にいますぐ必要で、所有するべきものですか。

次に買い物に行くときは、なにかを手に取る前に、その物が一生を終えるところまで想像してみて下さい。

もしかしたらそれは、あなたにとって本当は不要なものかもしれません。

安いからと不要なものを買うのはおしまいにして、真の節約をはじめましょう。

(文/和州太郎)

 

【参考】

The Real Cost of Your Shopping Habits-Forbes

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