年をとっても能力は上がる!加齢に関する「3つのうれしい事実」

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2015.07.30

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年をとると、できなくなることが増えてくるもの。しかし、「年をとったからこそできるようになること」もあるのです。

今回は、『BBC Future』が発表した“年をとって変化すること”をご紹介します。

■1:年をとっても持久系のスポーツは楽しめる

短距離走などの瞬発力が必要なスポーツをしたいなら、20代半ばまでに始めましょう。たとえばフットボール選手のピークは、20代までだといわれています。まだまだ若い年齢でも、身体能力がピークを迎えるのは意外に早いのです。

しかし、年齢を重ねてからでも充分楽しめるスポーツもあります。いい例が、100キロや1000キロなどの超長距離マラソン。

サニー・マッキーさんは、61歳の誕生日を迎えた年にアイアンマン・トライアスロンの大会に参加しました。このトライアスロンには180キロのサイクリング、マラソン、そして4キロの水泳が含まれます。

持久力が求められるスポーツでは、年齢を重ねてからも記録を残せるのです。

■2:年をとるとコミュニケーション能力が上がる

新しいことに対応し、記憶する力は、20代を過ぎると早くも衰えます。

それどころかこうした力は、学校を卒業したころからすでに衰えはじめているのです。

ちょっとしたことを短時間記憶する「短期記憶」、いわゆるワーキングメモリーはもう少し長く使えますが、これも40代を過ぎるとがくっと力が衰えます。

また、ノーベル賞受賞者のほとんどが40代以下であることからもわかるように、残念ながら創造力も失われていきます。

脳内の情報を関連づける力も衰えていき、頭の回転も遅くなっていきます。

しかし、希望の光もあります。記憶力や思考の速さが衰えてきても、読解力や計算力は中年以降も高まり続けるのです。

それどころか、人間関係を円滑にするためのスキルがピークを迎えるのはもっと後だとさえいわれています。

精神的な力は、一生を通じてある部分が伸びたり、ある部分が衰えたりを繰り返します。誰しも、「なんでもできる」という期間はないのです。

できないことが増えても、悲観することはありません。きっと他に伸びている部分があるはずだからです。

■3:年をとると人生の満足度が高まる

ドラマや映画を見ると、20代や30代は性的な魅力にあふれ、異性との交際にいちばん適した期間のように思えます。事実、性的な欲求は50代くらいから、男女ともに急激に低下します。

しかし、ある調査では、現在55歳の男性がこれから頻繁にセックスしたい期間は15年と答え、同じ年齢の女性はそれよりさらに10年以上長い期間を答えたという結果が出ています。

若いころのような元気はないものの、別の調査では65歳から74歳の健康な男女の30%は週に1回以上セックスしているという結果も出ています。

もうひとつおもしろい結果があります。50代に差しかかって性欲が衰えてくると、それと入れ替わるように人生への満足感が上がるということ。20代から緩やかに下がり続ける人生への満足感は、50代に差しかかると急上昇するのです。

失うものはあれど、その代わりにわかることもあるんですね。

生きている限り、変わり続けるのが人間。ずっと同じではいられません。

でもその時々で、いろいろ楽しいことがありそうです。いつまでも前向きに人生を楽しんで生きていきたいものですね。

(文/和州太郎)

 

【参考】

What’s the prime of your life?―BBC Future

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