管理職の7割がロボットに好意的!機械に奪われる人間の仕事とは

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2015.08.05

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いま、どんどんロボットが人間の仕事を代行する時代になっています。決して他人事ではなく、みなさんのオフィスでも近々、ロボットと一緒に働くことになるかも?

今回は、『Daily Mail Online』から、ついに来るかもしれない、未来のロボットスタッフについてお伝えします

■管理職たちはロボットの使用に好意的!

『Expert Market』は、さまざまな産業の上級管理職200人に、ロボットや機械使用についての意識をたずねる調査を行いました。スポークマンによれば、調査結果では70%が機械と一緒に働くことについて好意的に感じていたようです。そして、半数がロボットを人間の代用とすることに罪悪感がないと答えていることから、多くの管理職たちは従業員を機械に代えることについて、特に抵抗がないようです。

■電話応対の50%はロボットができる?

『Expert Market』の調査によれば、最近の人工知能の発達を受け、技術が持ちうる脅威について、有力な科学者たちが警告を発するようになったそうです。ほとんどの人が機械で担えると考えている仕事は、管理(59.0%)や電話応対(50.0%)、メール返信とタイピング(50.5%)でした。

レポート執筆(38.5%)を代われると考える人も多く、少数ですが重要なミーティング(12.0%)や自分の仕事のほとんどを代われる(15.0%)と回答する人もいました。チーフ・エグゼクティブのような高い地位の高い役職については、ロボットは適さないと考えられてきましたが52%の人はロボットがオフィスマネージャーとして働くことができると考えており、44%はITが可能、28%は財政が適していると考えています。

■ロボットは人間と違って病気をしない

ロボットをスタッフにすることの利点として、63.5%の人が病気になって仕事を休まないことを挙げています。仕事の質が一定であるという点も大きく評価され、次に退職しない(34.5%)、研修せずに仕事ができる(33.5%)という点が挙げられています。

少数派の意見としては、自分の判断に口答えしない(22.0%)、昇給やボーナスの心配をしなくていい(19.5%)、自分の仕事を取ろうとしない(11.0%)、ていねいに対応しなくてもよい(8.0%)という点が挙げられています。管理職の人たちにとっては、ロボットは都合のよい部下かもしれませんね。

■ただしロボットに人が殺される事件も

しかし自動車工場では、暴走したロボットに技術者が殺されるという痛ましい事件が起きてしまいました。その技術者は、ロボットのアームに拾い上げられ、潰されてしまったのです。これは、ヨーロッパで初めての産業ロボットが引き起こした人間の死であり、SF映画で描かれた機械の脅威が示唆されます。

映画「A.I.」では、多くの仕事がロボットによって担われており、人間は余暇を楽しむ時間を多く持つことができるようになりましたが、のちにロボットたちは機能不全を起こしていきます。今年から始まったアメリカの人気テレビシリーズ「Humans」では、家事をする召使いのようなアンドロイドが使われていますが、徐々に制御ができなくなっていきます。

調査によれば、ほとんどの管理職たちが、ロボットは人間らしい見た目ではなく、機械のようなかたちをしてほしいと答えているのは、無意識にロボットの脅威を感じているからかもしれません。

ロボットができる仕事は増えてきましたが、その反面ロボットの脅威も増しているようです。スタッフとしてロボットを使いたいと思う管理職たちも、人間そっくりのロボットを使うことには及び腰。人間の仕事をロボットが代わりにやることが増えても、まだまだ人間が必要とされるシチュエーションは多そうです。

(文/和洲太郎)

 

【参考】

Will a robot take your job? Majority of senior managers say they would use a robot to do white collar office work-Daily Mail Online

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